要請番号(JL32417A09)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
厚生福祉省
2)配属機関名(日本語)
カラジャオ保健センター
3)任地( カアグアス県カラジャオ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、カアグアス県の県庁所在地から車で30分の場所に位置しており、5行政地区を管轄し、約17,000人の地域住民を対象に、月-金曜日、7-15時の時間帯で内科診療、予防接種、厚生福祉省の各種プログラム(家族計画、妊婦・乳幼児の栄養改善等)、公衆衛生指導及び啓発活動を中心とした医療サービスを無償で提供している。同配属先は独自の予算はなく、県衛生局及び地域保健審議会の支援によって運営・管理が行われている。同県ではJICA技術協力「プライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」(2012年10月-2017年1月)が実施されていた。JV(看護師/2016年10月まで)の派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイでは厚生福祉省が推進するプライマリーヘルスケアプロジェクトのユニットチームである「家族健康ユニット」(以下「USF」と略す)が全国で展開されている。USFの活動概念に基づき、地域の予防と治療を包括的に行う活動(医療サービスの提供、予防接種活動、家族計画、啓発活動等)の強化に取組んでいる。現在実施している活動の中で、特に予防医療に関する啓発活動(衛生、栄養、糖尿病、高血圧、デング熱、婦人疾患等)の強化を図りたい意向がある。管轄内の住民に対し、住民の健康状態を把握、分析し、住民にとって有効な予防医療の啓発講習会プランを立案する方向で進めている。同プランを進めるにあたり、効果的な講習会の実施方法や保健意識の醸成を促すためには、予防医療及び講習会の充実等に関し、更なる専門性や知見を有した人材からの提案等が必要となり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
保健センターの一員として以下の活動を行う。
1.地域住民の健康状況を調査し状況に合わせ多様な健康教育教材の作成及び企画を行う。
2.同僚と共に保健センターで予防医療の啓発に関する講習会を継続的に行う。
(手洗い、栄養、糖尿病、高血圧、デング熱、家族計画、婦人疾患等)
3.学校、集落、各家庭等を巡回し、予防医療の啓発講習会、勉強会を行う。(週2回程度/単独で行う場合もある)
4.保健センターの診療補助(身体測定及び患者のカルテ情報化等)を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保健教育に関する教材、健康診断器具(血圧計、体重計)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
医師: 2名 30代 女性
看護師 13名内、1名はJICA帰国研修員 ※)
(※JICAの研修制度を利用して日本で研修を受けた方)
助産師: 1名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:(女性) 備考:配属先希望のため
[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚と同等レベルが求められている
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
[参考情報]:
・保健師資格があると望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
あらゆる年齢層に対しで講習会を行うことになるため、対象者に合わせた講習会を企画できる方を希望。
限られた環境の中で耐えうる精神力と体力のある方を希望。