2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32417A11)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

企画庁

2)配属機関名(日本語)

アスンシオン大学看護学部コロネル・オビエド校

3)任地( カアグアス県コロネル・オビエド市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アスンシオン大学は1989年設立されたパラグアイ最高峰の国立総合大学であり、12学部、学生数約40,000人が在籍している。看護学部は1943年に衛生学校として開校。同配属先は1994年開校。現在はパラグアイ社会の医療向上を目的とし、同校は看護と助産分野において世界に通じる技術と能力向上を目指している。国内に本校及び4つの分校があり、看護学科と助産学科(一部)で構成されている。同大学の分校の1つである同配属先は、看護学科に約200名の学生が在籍しており、カアグアス県の看護師育成に寄与している。これまでに本校には6名のボランティア派遣実績があるが同分校への派遣実績はなし。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラグアイでは看護師の国家試験制度がなく、看護学部を卒業すると同時に看護師又は助産師の資格を得る。他の機関では、全国規模で卒業後の技術補完研修を実施しているものの、同大学の卒業生に関しては技術補完システムが未だ不十分であり、卒業後に自己研鑽する機会等も得られないのが現状である。このような状況に鑑み、大学在学中に実習等を通じて基礎技術を確実に習得し、一定のレベルの看護技術を有する人材育成の強化が重要な課題となっている。現在、同配属先では、特に実習室での基礎看護技術強化を図る取り組みを計画しているものの関係者の基本的知識や経験不足のため、日本の看護師が習得している看護技術及び看護倫理等の基礎知識を有した方からの指導・助言が必要となり本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教員の一員として同僚教師と共に以下の活動を行う。
1.実習室にて各設備を利用し、看護基礎技術の手順デモストレーション及び指導を行う。
(バイタルサイン管理、心肺蘇生法、出血時の対応等)
2.地域住民に対して、対象者に有効的な予防医療の啓発に関する講習会の開催の支援をする。
3.同僚及び学生を対象に患者のデーターのPC(エクセル・ワード等)への入力補助及び管理方法を指導する。
4.看護倫理について理解、習得を促す。
5.可能であれば、学生に対して地域での講習会(手洗い、寄生虫、デング熱等)の実施方法を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一次救命処置に必要な機材、人体模型、血圧計、点滴、体重計等健康診断器具

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 看護師 女性 40代
同僚看護師 看護技術コーディネーター1名 30代 女性
対象看護学科学生 約40名


5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(女性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)看護 備考:同僚と同等レベルが求められている

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要不可欠

[参考情報]:

 ・看護教育経験があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】