2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32417B10)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農牧省

2)配属機関名(日本語)

農業普及局カアサパ支局

3)任地( カアサパ県カアサパ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、農牧省の傘下にある組織で、各地方に配置されている普及支局の一つである、支局の役割は、より有益な技術や資源を農家に紹介し、導入させるための技術指導等を通じた技術移転や、農畜産物の商品化、管理及び販売に関しても総合的な技術支援を行っている。カアサパ支局では卵・豆類の生産、牛乳生産と低温殺菌、農具・種子の導入、柑橘類の生産、家畜飼料の生産と販売などの技術支援を行っている他、食生活の改善に係る指導を地域住民に対し行っている。過去に多数の青年海外協力隊(家政、栄養士、獣医師等)を派遣した実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在、カアサパ市の農村地域では栄養不良による健康問題を抱える住民が多くみられ、疾病の多くは、栄養失調、肥満、高血圧、高コレステロールなどがあげられる。地域住民は食や栄養に関する知識が乏しく、基本的に肉中心の食生活が原因の一つにあげられる。普及局は特に生活習慣病患者に対する食習慣改善の巡回指導や講習会などを実施しているものの、現段階で目に見えた成果が得られていないのが現状である。また、すべての地域住民に栄養指導等が行き届いていない状況でもある。青年海外協力隊(JV)が派遣されることでより多くの住民に食習慣に関する指導が普及し、栄養についての知識の重要性について認識し、多様な食物(食品)をバランス良く摂取できるような指導が期待されている。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.担当の集落の食習慣に関する調査を行い、結果を基に住民参加型の食の改善に関する活動を具体的に計画する。
2.計画に沿って配属先の同僚と集落を訪れ、食習慣改善に関する巡回指導を行う(栄養面での助言も行う)。
3料理講習会などを開催し、レシピの紹介を行う。
*3で配布するレシピは、住民の栽培している作物であるトマト、ピーマン、レタス、キャベツ等一般的な野菜や飼育している家畜である鳥や豚などの肉を利用したものを作成・提案する。

活動時間:月-金 7:00-15:00(巡回指導の際には時間外となることもある)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ノートパソコン(同僚と共有)、印刷機、※調理器具については、地域住民の家庭の器具を利用することになる。

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:女性40代 農村開発関係の大学卒業、23年の経験あり
普及員:3名
活動対象住民:2-3の集落に居住する約30家族
※同普及局の担当地域は24の集落に居住する合計320家族。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が同等の資格を持つ

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚が同等の資格を持つ

[参考情報]:

 ・栄養に関する指導経験

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】