要請番号(JL32417B12)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
企画庁
2)配属機関名(日本語)
国立アスンシオン大学医学部附属病院
3)任地( フェルナンド・デ・ラ・モラ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アスンシオン大学は1889年設立されたパラグアイ最高レベルの国立総合大学であり、12学部を有し、学生総数約40,000人が在籍している。医学部は、医学研究・教育において当国の中核的な役割を担っている。付属病院は、当国では最高レベルの総合病院で、一般外来と検査機関の他、約680 床の入院施設を有す医療機関である。無償資金協力により「アスンシオン大学病院日本・パラグアイ友好母子センター」(1999年)、「大学病院の移転及び整備」(2008年)が実施されている。過去に多数の看護師等医療分野JV,SVの派遣実績はあるが、2000年以降のJICAボランティアの派遣はないため新規案件。年間予算約68,000千ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先は約6000人の病院関係者を有し、1日の患者数が平均400人以上、24時間対応の医療施設である。国内最高レベルの医療を提供するべく、様々な医療機関と連携しつつ業務を行っている。これまでに、JICAは研修、プロジェクト等、様々な形で同配属先との関係性を維持しているが、病院の移転計画が出た2000年以降は病院の機能がやや不安定な状況であったためボランティアの派遣がなされていなかった。医学部長、看護部長をはじめとする上層部の配属先関係者は、患者を中心に医療を提供する日本の医療サービスに高い関心を持っており、今回派遣される青年海外協力隊(JV)が日常看護業務を通して看護師の意識、医療サ-ビスの向上を図ることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
病院の一員として以下の活動を行う。
(赴任時は小児科で活動を行う予定であるが、ボランティアの経験に応じて部署の変更可能)
1.小児科において、看護技術と医療サービスの質の向上をはかるため、日常業務を同僚と一緒に行う。
2.患者に対して予防医療に関する講習会を開催し、予防医療の啓発に関する支援を行う。(栄養、生活習慣、環境改善指導、糖尿病、高血圧、乳幼児の発育に対してアドバイス他、患者の状況によって検討する)
3.ボランティアの得意とする分野を確認した上で、看護部長が依頼する活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康診断用具(体重計、身長計、等)他
4)配属先同僚及び活動対象者
看護部長 女性 50代 看護師経験24年
看護師、看護助手 約1400人(内小児科は常時 約50名)
※インターン、看護学生を随時受け入れており、活動を共にする可能性あり。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベルが求められている
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務遂行上必要不可欠なため
[参考情報]:
・小児科での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大規模な総合病院で職員数は多いが、各スタッフの役割も決まっているためマンパワーの活動が多いことが予想される。
どの様な状況であっても、柔軟に対応し積極的に活動できる人材を望む。