2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418A15)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済・社会開発企画庁

2)配属機関名(日本語)

ジャタイトゥ アオポイ生産者協同組合

3)任地( グアイアラ県ジャタイトゥ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地は首都から約170kmにある小さな地方都市であり、パラグアイの伝統工芸服飾品である「アオポイ」(コットン地に彩の刺繍やレース模様が入った洋服をはじめとする服飾品)発祥の地である。配属先のジャタイトゥ アオポイ協同組合は、生産促進・生産者支援・伝統工芸の保護等を目的に1989年に設立された。会員数は約130名の女性(2017年11月現在)で、多くは幼少期から刺繍等の技術を母親、祖母から学び経験年数は長い。昨年は、後継者育成のために組合員を対象に、パラグアイ伝統工芸院と連携し刺繍・デザイン・裁断・縫製の研修を実施した。
これまでに、JICAボランティアの派遣実績はない。年間予算2万2千ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は約130名の組合員(20-60代後半)を有し、「アオポイ」の技術を守るとともに、地方都市の人々の生活を支える雇用を創出している。 現在、組合員は刺繍、裁断、縫製グループに分かれており、各担当はパーツのみを製作し、最終的に裁縫グループが仕立てる流れとなっている。また襟については、専門の職人から襟のパーツを購入し作製していたが、職人が亡くなったこと加えて後継者不足のため襟付き製品の製作が不可能な状態である。この様な状況を改善するために、今後同配属先では、組合員に対し衣服のデザインをするところから、型紙に起こし、実際に仕立てるところまで取得させ、組合員の服飾技術の質の向上を図りたい意向がある。まずは、縫製グループの縫製技術向上を図るため専門性や知見を有した方からのアドバイス等が必要となり本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

組合員に対し、以下の活動を行う。

1. 製品の仕上げ部分(ボタン、裾部分)の技術向上に向けた支援を縫製グループに行う。
2. 襟のパターン製作指導を行う。
3. シャツをはじめとするデザインの提案、講習会企画及び実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

裁断機、アイロン、PC、工業用ミシン、直線用ミシン、オーバロックミシン、穴がかりミシン、講習室等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先会長:30代、女性
同僚:10名


活動対象者: 会員 約130人(25-65歳) 内裁縫グル-プ約20人



5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:業務遂行上必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要なため

[参考情報]:

 ・工業用ミシンの使用経験者が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

設備が不十分な環境で講習会の立案及び企画実施が求められている。関係者は協同組合の業務で任地に常に滞在していないことから、一人でも積極的に活動ができアイデア力とバイタリティがある方が求められている。