2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418A17)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

アデラ・エスペラッティ インクルーシブ教育支援センター

3)任地( コルディリェラ県エウセビオ・アジャラ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2016年10月に教育・科学省より認可を受けて設立された特殊教育支援センター。知的障害、聴覚障害、肢体不自由などの障害のある周辺小中学校(低から高学年)児童生徒52名への補助クラスをセンターで実施すると共に、外部に出向いての周辺校教員及び保護者への支援・指導を7名の教員、1名の臨床心理士で行っている (2017年11月現在)。授業は午前(7-11AM)、午後(1-5PM)の二部制で行われ、児童生徒が通常の教育、就労、社会に参加できるよう、グループ及び個人指導に取り組んでいる。政府からの予算は人件費のみで、センター運営費は保護者等関係者の寄付等で賄われている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラグアイには特別支援教育の教員養成システムはなく、センターの教員は全員が小中学校教員であり、校長、臨床心理士以外は特別支援教育にかかる専門的な教育を受けた者はおらず、各人の経験や慣習に頼った指導が実施されている。そのため、特別支援教育の様々な手法・技術等を学び専門知識・技術の向上を図りたいと考えている。児童生徒との関わりを通じて特別支援教育の在り方を共有し、同センターとして特別支援教育全般に関する指導の質の向上に寄与できる人材が求められ、本要請に至った。
なお、現時点での同センターで支援を受けている児童生徒は、全員が知的・発達障害(軽度)である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚及び周辺校教員に対する特別支援教育の手法・技術等に係る助言、指導
2. 保護者に対する障害の種類・程度に合った対応のアドバイス
3. 障害の程度に合わせた教材等の開発・作成および指導
4. その他必要とされる活動

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、事務机・椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚等】
・校長(40代女)、教師(女性5名30-50代。男2名30代)
【裨益対象】
・センターで補助クラスを受ける児童生徒50名前後(7-17歳)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:要請団体の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

軽度障害者(知的障害、発達障害等)への学習補助経験及び当該分野に係る専門性の低い同僚教員たちへの指導が主業務となるため、特別支援学校教諭又は養護学校教諭等の資格或いは経験等を有しているとなお良い。