2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418A19)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済・社会開発企画庁

2)配属機関名(日本語)

フラム障害者支援センター
NGO

3)任地( イタプア県フラム市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、首都から約400キロ離れた南部に位置している、障害者支援センター(2009年設立)である。同配属先は、診療室、教室、リハビリ室等を有し小児科医、理学療法士、言語聴覚士、心理カウンセラー、教員の他、審議会、父母会のメンバーが連携をとり、7歳から26歳までの約65名の利用者を支えている。更に、利用者の日々の診療及び急病時に対応すべく、2011年からは地域の保健センターと提携を開始している。
スポーツ分野での社会参加を積極的に行っており、2017年度パラリンピックラテンアメリカ大会において、生徒の一人が陸上競技種目で金メダル2つを獲得している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

利用者は学習障害、知的障害、ダウン症、自閉症、身体障害等障害の種類は様々である。しかしながら、教員をはじめ関係者は特別支援教育を学んだ経験がないため、生徒の知的レベルに合わせたクラス分けが出来ず、1日2部制の、あらゆる障害者の混合クラス編成となっている。そのため、マンツーマン指導が主になり、教員が関わっていない生徒は授業に参加できていない様子が散見される。
配属先では障害児の社会的スキルや日常生活スキルの習得と定着を図り社会参加促進を目指しているものの、同国では特別支援教育を学んだ教員は未だ少ないため、授業の充実や関係者のレベルの向上を図るためには、特別支援教育の専門性や知見を有した方からのアドバイス等が必要となり本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)


1. 知的障害児(特に発達障害・行動障害)の日常生活スキルの習得と定着を支援する。
2. 同僚教員及び保護者に対して、知的障害児の対応の仕方、教育方法について助言する。
3. 関係者に対し、日常生活の質を高める学習活動(図画工作、体を使った遊び等)を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、プロジェクター、幼児向け書籍、玩具等

4)配属先同僚及び活動対象者

小児科医: 40代 女性
心理カウンセラー: 20代 女性
理学療法士: 20代 女性 男性
言語聴覚士: 20代 男性
審議会会長: 30代 女性
活動対象者:約65名(ダウン症、アスペルガー、自閉症、聾唖、肢体障害等)


5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の希望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

通常の授業のみならず、各種イベントへの参加、企画や運営といったアイデアの提案も期待されている。コミュニケーションを積極的に取れる人材を望む。