2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418B01)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済・社会開発企画庁

2)配属機関名(日本語)

イタグア市役所

3)任地( セントラル県イタグア市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都アスンシオンから東に約30Km、人口約9万人を擁する地方中核都市の市役所。職員数260名、年間予算約420万米ドル(2018年度)。商業、自動車部品等の製造業、農業が基幹産業。配属先では、主要産業の1つ、農業振興を強化する意向で、現在2名の農業技師がペアになり、同市内41地区、約600の農家を対象に精力的に営農巡回指導にあたっている。指導対象農家の殆どが平均0.5ha程度の小規模農家で、レタス、キャベツ、ニンジン、トマト等を栽培・出荷している。今後、天候不順、自然災害、農薬の影響の低減化の対応策として、地域を挙げて水耕栽培によるイチゴ、レタスの生産拡大を図ろうとしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、市内の野菜農家を対象に水耕栽培を普及させ、年間を通し安定した品質・供給量を実現し、地域全体としての産地化・ブランド化を図ろうとしている。こうした事業を通し、販売収益の増収による小農家の安定した収入向上・生活向上を目指している。栽培対象と見込んでいるのが、イチゴ、トマトの栽培である。配属先による水耕栽培指導は、ようやく1年が経過した段階で、実施農家でも実験段階の規模である。実施農家は5軒のみで、栽培技術等も未だ手探りの状態である。現在活動している農業技師2名は、基本的な水耕栽培技術を理解し営農指導にあたってはいるものの、専門的な知識や経験が不足しており、市として今後農業分野での更なる発展を目指すためには、水耕栽培に関わる技術的支援が不可欠とし本要請に至った。培養液管理、根腐病等への対策、経済的な施設設営、栽培技術向上支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 水耕栽培普及をめざし、現状把握のための対象農家への聞き取り調査を行う。
2. 水耕栽培に関する対象農家向け講習会を実施する。
3. 水耕栽培に関し、対象農家が初期投資する施設・設備に関し助言・指導を行う。
4. イチゴ、トマトを中心とした水耕栽培技術について巡回指導を行う。
5. 露地栽培についても、可能な範囲で技術支援やアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、事務用品等、一般的な備品と執務スペース

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先
・市長:男性、50代
・市職員 30-50代 260名
・農業技師:男性、30代(指導経験10年) 、20代(指導経験1年)
活動対象者
・農家:600軒

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:技術指導上必要

[参考情報]:

 ・水耕栽培に関する経験(イチゴ、トマト他)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

地域農家への巡回指導時は、配属先が車両を準備する。