2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418B05)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働雇用・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練局イタグア支局

3)任地( セントラル県イタグア市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

労働雇用・社会保障省管轄下の国立職業訓練局(SNPP)は、産業界の需要に見合う人材育成を目的に1971年に設立された技術教育機関である。全国に16か所の地方事務所および10か所の訓練センターを展開しており、イタグア校はその1つ。電子科、自動車電気科、産業電機科、情報科、服飾科など単位制の一般短期コースがあり、18歳以上を対象に職業訓練を実施している。これまでイタグア支局ではJICA協力実績はないが、近隣のサンロレンソ支局、コロネルオビエド支局及びイタ支局では、無償資金協力や技術協力プロジェクトが実施され、2018年3月までイタ支局にてシニア海外ボランティアが活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラグアイは日本からの中古車も数多く市場に流通し、年々増加傾向にある。こうした現状の中、メンテナンスや修理を適切に行える技術者が不足しており、配属先での職業訓練を希望する若者も多い。配属先の自動車電気科では、座学・実習で440時間で構成されたイスラエル国のカリキュラムが実施されている。座学による理論の理解は高いものの、実習での車両整備や修理技術の習得においては理解度・定着度が低い。講師の技術力及び専門知識の向上が急務であり、実践的な知識と経験を持つ人材の育成とともに、学生への実習指導強化が要望されている。近年多くの自動車が電子制御化されていることもあり、将来的に高度な技術につなげるためにも、基本的な電気関連知識及び技術習得に重点を置いた支援が期待されている。講師への指導上のアドバイスの他、学生への直接指導も求められており本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアのこれまでの経験を踏まえ、以下の活動を行う。
1. 同僚講師が実施する座学及び実習を支援する。(主に電気・電装分野の知識・技術の共有)
2. 同僚講師に対する技術的支援やアイディアを提案する。
3. 電気・電装関連を中心とした学習教材を同僚と共に提案・作成する。
4. 5S(KAIZEN)の日常的な実践を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般整備用工具一式、電気実習回路(バッテリとランプ等を接続した実習用簡易教材)、実習用エンジン(購入予定。型名等未定)、実習用車両(トヨタ、三菱等。短期間で使用で交換しているため、車種・型式等未定)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先
・自動車電気科主任30代/男性
・同僚講師1名/30代/男性
活動対象者
・自動車電気科学生40名(午後・夜間コース総計)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実習での指導に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】