要請番号(JL32418B07)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
ロマ・プラタ市役所
3)任地( ボケロン県ロマ・プラタ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都から北西約450キロ、人口約2万人の地方中核都市の市役所。畜産が主要産業でそれに伴う乳製品加工業も盛んである。持続的な地域振興・地域住民の生活向上を目標に、社会インフラ整備、保健・衛生、廃棄物処理、環境保全、教育・文化・スポーツ等の公共サービス推進に精力的に取り組んでいる。住民の約3割はドイツ系パラグアイ人であり、それ以外は先住民族、パラグアイ人移住者。低所得者層の占める割合が高く、かつ、経済的格差が大きい地域でもある。市役所の職員は67名、年間予算は約70万米ドル。(2017年)。同市保健センターで看護師ボランティアが活動中。(2018年1月赴任)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2018年1月から新しい廃棄物処分場が稼動開始。4~8トンのごみ収集車6台で市内全域のごみ収集を行っている。処分場の一角にある分別作業施設では、回収された全てのごみがまずベルトコンベアに載せられ、作業員約20名による手作業で資源ごみの分別・回収が行われている。ダンボール、ペットボトル、アルミ缶、ビンは、リサイクルごみとして種類ごとに回収、その他のごみは埋め立て処理されている。資源ごみリサイクル事業は始まったばかりで、家庭や事業所から出されるごみは分別されていない。環境課では、今後、市民へのごみの分別や資源リサイクルの啓発・推進、有機ごみの減量化などを最重要課題としており、市民の環境保全・改善に対する理解度の向上が不可欠と考えている。学校、地域コミュニティでの効果的な啓発活動が求められているが、担当者の環境教育に対する知識や経験が不足しており本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同市環境課の担当者と共に、以下の活動を行う
1. 地域の小中学校にて、ポイ捨ての弊害、ごみ分別収集の重要性、学校でのリサイクル活動に関する指導を行う。
2. 地域コミュティを対象に、ポイ捨ての弊害、ごみ分別収集への対応、可能な範囲で家庭用コンポスト作成に関する指導を行う。
3. 市役所の廃棄物処理事業への提言を通し、その改善を支援する。
4. 環境課主導で定期的に実施される、環境保全住民奉仕作業を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、事務用品等、一般的な備品と執務スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先
・市長:男性、60代(任期:2020年まで)
・市職員 20-50代 67名
・環境課長:女性、20代(カウンターパート) 経験年数1年
活動対象者
・市内小中学生(7~18歳)、自治会グル―プ、女性グループ、先住民集落など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:下記を含む実務経験
[参考情報]:
・環境教育又は環境改善の啓発等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(0~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)