要請番号(JL32418B12)
募集終了
・2019/1 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
ジョン・F・ケネディ第572小学校/同高校
3)任地( イタプア県エンカルナシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イタプア県の地方都市にある幼稚園から高校までの一貫教育機関。首都アスンシオンに通じる幹線道路に面しており、首都から約370km。小学校は1967年、高校は2015年に設立された。年間予算は1万9千米ドル(2018年)。全校児童・生徒数は約700名(男女比4:6)。内訳は小学校約540名、高校160名で、同一敷地内にそれぞれ校舎がある。小学校高学年(12~14歳)と高校(15~17歳)は教科担任制であり、各教科担当教員は小学校と高校の両方で授業を行っている。配属先では、これまで外国からの支援を受けた実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当校ではパラグアイ国教育・科学省が制定した学習プログラムに基づき理科教育の推進に取り組んでいるものの、依然として教師が板書した内容を説明するという理論中心の授業が行われている。実験・観察など体験を伴った授業を通し、理科に対する児童・生徒の興味関心を喚起したいという配属先の意向があり、ボランティアの要請に至った。
同僚(理科担当教員)との協働を図り、児童・生徒にとって魅力的な授業の実践、効果的な教材・教具の作成が期待されている。主な指導対象は小学校高学年(12~14歳)と高校(15~17歳)の生徒となるが、小学校低・中学年児童の授業支援も行う。また、校内にWI-FIを導入しPCを使用した授業を強化する計画があることから、図書館に設置されているコンピュータ等を利用したPC操作指導も、可能な範囲で期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とともに身近にある道具や物を活用し、簡易な模型等の教材を作成する。(実験用及び観察用)
※実験・観察の授業は、各教室で実施する(実験室や実験器具はない)
2. 「1」の器具を使用した、体験を伴った理科の指導案作成や予備実験等、授業全般に関し同僚を支援する。
3. 可能な範囲で、コンピュータの使用方法(Microsoft ExcelやWordなどのアプリケーションを中心とする)についての指導を支援する。
活動時間:7:00-11:00, 13:00-17:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、いす、コンピュータ(4台)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 、副校長、秘書各1名
教員数:約60名
理科教員:主任(男性 30代 勤務年数8年)、 他5名程度(20代~30代・男女)
児童・生徒:約700名
※ 幼稚園から高校までの一貫教育校であり、校長以下配属先同僚の人数は学校全体の数を記載。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:同僚に対する助言が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
簡単な模型を使った理科の実験について、指導経験のある方が適している。