2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418B13)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

サン・イシドロ第2702小学校

3)任地( ミシオネス県サン・イグナシオ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先小学校(6~15歳)は、首都アスンシオンから南東約230Km、人口約3万3千人の地方都市にあり、町の主要産業は商業、畜産業、農業である。市内には5つの大規模校があり、配属先はその1つで9つの分校を管轄している。午前・午後の2部制で、各約120名の児童生徒が在籍し、教員各約15名が授業を担当している。授業日数184日/年(2018年)で、低学年における算数科の授業は年間250時間程度(8時間/週×32週)である。英語科の授業も中学年以降導入されており、2時間/週ずつ実施されている。就学前教育も実施しており、3~5歳児も計80名通学している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では板書された内容を書き写し暗記するという授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学習内容の定着度が低下する傾向がみられる。その原因の一つが教員の指導力不足と考えられており、全国的に教員の指導力向上が求められている。これまで他地域の拠点校に派遣されてきた算数科支援のボランティアは、「問題解決型授業の導入」「効果的な教材・教具の作成及びその活用法」「わかりやすい板書のあり方」などをテーマに活動してきた。配属先が位置する地域には、これまで算数ボランティアを派遣しておらず、今後、全国的に支援を拡大する一環として、ボランティア事業への理解度・期待度の高い配属先の校長と協議を重ねた。教員の指導力向上を目標に、まだ当国では普及していない、チームティーティングの機会を活用した教員への指導・支援、研究授業を踏まえた「授業研究」の導入・普及を図るため今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先において、同僚の主任教員と共に、主に配属先教員を対象に以下の活動を行う。
1. チームティーティングにより算数の授業を担当し、担当教員に指導法や学級運営に関する助言を行う。
2. 問題解決型学習を取り入れた算数科授業実施に関する支援を行う。
3. 身近な材料を利用した教具・教材の作成や活用法、効果的な板書の仕方などについて助言する。
4. 校内での算数指導法の研修会や模擬授業実施など、「授業研究」の実施を支援する。
5. 可能な範囲で、分校教員に対する指導法支援も実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務機器、事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先
・学校長:40代(学校長歴6年)
・副校長:40代 指導歴20年
・主任教員:40代 経験年数21年(カウンターパート・C/P)
活動対象者
・一般教員:午前15名、午後15名、児童生徒計約240名他

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:活動上不可欠

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】