2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418B14)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

マリスカル・フランシスコ・ソラノ・ロペス第415小学校

3)任地( アルト・パラナ県マジョルキン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地は、首都アスンシオンから東へ約260Km、人口2万8千人の地方都市である。主な産業は農業、畜産で、小農家が大部分を占める。とうもろこし、大豆、綿花、インゲン豆、キャッサバ、マテ茶、花卉栽培が行われている。市内には5つの大規模校、32の小規模校、計37校あり、全児童生徒数は約3700名。配属先はその中でも最も規模が大きく、7つの分校を管轄している。午前・午後の2部制で、各約400名の児童・生徒、各約40名の教員で構成されている。授業日数182日/年で、低学年における算数科の授業は250時間程度である。同校では環境教育を指導したボランティアが活動していた。(2018年7月帰国)

【要請概要】

1)要請理由・背景

算数科の基礎的な授業内容の理解度・定着率が低く、学年が上がるにつれてその傾向がさらに強い。これは効果的な復習を伴う、系統立てられた積み上げ式の指導があまり実践されておらず、教員が板書した内容を書き写し暗記するという授業が多いことに起因する。一人ひとりの教員の指導力不足によるところが大きく、全国的に教員の指導力向上が課題となっている。これまで当国に派遣されてきた算数ボランティアは、他の地域拠点校において「問題解決型授業の導入」「効果的な教材・教具の作成及びその活用法」「わかりやすい板書のあり方」などをテーマに活動してきた。配属先教員の指導力向上を目標に、チームティーティングの機会を活用した教員への指導・支援、研究授業を踏まえた「授業研究」の導入・普及を通した教員全体の指導力向上が求められており、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先において、同僚の主任教員と共に、主に配属先教員を対象に以下の活動を行う。
1. チームティーティングにより算数の授業を担当し、担当教員に指導法や学級運営に関する助言を行う。
2. 問題解決型学習を取り入れた算数科授業実施に関する支援を行う。
3. 身近な材料を利用した教具・教材の作成や活用法、効果的な板書の仕方などについて助言する。
4. 校内での算数指導法の研修会や模擬授業実施など、「授業研究」の実施を支援する。
5. 可能な範囲で、分校教員に対する指導法支援も実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務機器、事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先
・学校長:50代(学校長歴10年)
・副校長:40代 指導歴15年(カウンターパート・C/P)
活動対象者
・一般教員:午前25名、午後25名
・児童生徒数:午前午後とも約400名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:活動上不可欠

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】