2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32418B15)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

ラス・メルセデス第1083小学校

3)任地( コルディリェラ県カラグアタウ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、就学前教育(4歳児)、基礎教育課程1年生~6年生への授業を行なう公立校である。授業は午前(7-11時)、午後(13-17時)の2部制で行なわれ、生徒数約200名を擁している。政府からの予算は人件費のみで、学校運営費は父母会の寄付等で賄われている。これまでにJICAボランティア派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラグアイの小学校教育システムは、就学前教育、基礎教育課程第1、第2、第3サイクルに分割されている。基礎教育課程第1、第2の各サイクルは学級担任制、第3サイクルは教科担当制がとられている。授業内容は担当教師が板書したことを、児童生徒が写し取る授業が主であるため、音楽や図画工作の授業でも、知識・理解に重点が置かれ、豊かな感受性や個性を伸ばすための指導法があまり実施されていない。
同校では、児童生徒たちの感受性を豊かにし芸術的指向等を高めること等をもって、将来の可能性を広げる一助として、音楽や図画工作等(特に実習実技)に力を入れる方針を推進している。
しかし、教師自体が板書に徹した教育を受けてきており、こうした内容の指導知識・経験等(特に実習・実技面)が不足している為、豊かな情操を育む指導に知見の深い日本の教師の支援を求めて、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 音楽の授業を行う(全校生徒対象)
1.1.楽器(縦笛等)吹奏指導
1.2.学生コーラス結成、指導
2. 図画工作の授業を行う(全校生徒対象)
3. 教師の指導能力向上に向けた勉強会を実施する
4. 身近なものを活用した教材、副教材等開発を支援する
5. その他(学校、学級運営等に係る助言、日本文化紹介、他)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、他

4)配属先同僚及び活動対象者

・教員数:8名(校長(女性)、職員(男性2名、女性5名)、30~40代、経験10~25年。(その他清掃員複数名、売店員がいる)
・生徒数:約200名(保育・幼稚~小学校6年)
・勤務時間:午前7:00~11:00、午後13:00~17:00

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

音楽を主に図画工作等、生徒への豊かな情操を育む為の指導を行う。また、日本文化の紹介やボランティアが得意とするその他教科の支援協力も求められている。