要請番号(JL32419B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済・社会開発企画庁
2)配属機関名(日本語)
アレグア陶器職人組合
3)任地( セントラル県アレグア市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アレグア陶器職人組合は地元の伝統工芸振興のため、特に陶器の高温焼成の定期的な訓練を促進し、陶器の商品化に力を注いでいる。当国の国内市場では、アルゼンチン、ブラジル、中国等からの輸入品に占有されているが、技術協力プロジェクト「陶器産業技術改善計画プロジェクト」(2005年10月~2006年10月)が実施された際、登り窯が設置され、陶器商品の生産技術の改善・向上が図られた。登り窯は現在も有効活用されており、地元の陶芸職人の作品を生み出している。年間予算は約2800米ドル(2019年)。また、パラグアイ伝統工芸院(IPA)が、同組合のプロモーション活動に協力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記プロジェクト終了後、独自で技術の改善・向上を続けてきた。市販の製品とは異なり原料が管理され高品質な陶器が作成されているが、消費者のニーズが、機能性よりもデザイン性や品質を重視するようになってきたことから、多彩な色や形の商品開発が必要となっている。首都アスンシオンからの来客は、主に中上流階級の人々で彼らのニーズに応えられるようデザイン性を高め、職人の所得向上を図るためには、さらなる技術支援が必要となったことから支援要請があった。組合の組織強化に対する支援も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員の経験を踏まえて、以下の活動への支援を行う。
1.登り窯での高温焼成についての助言
2.高温焼成に関する情報収集及び考察への支援
3.製品の品質管理に関する支援
4.品質管理に関するマニュアル作成への支援
5.製品の売上げ向上に繋がるような広報活動への支援(可能であればSNSやウェブサイト作成への支援)
6.陶器組合としての組織強化の支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
登り窯1基、電気窯1台、ろくろ5台、ハンマーミル1台、天秤1台、台秤1台、温度計1台、棚板40枚
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・組合長:女性(40代)、陶芸歴20年
・渉外担当者:男性(50代)、陶芸歴10年
・経理:女性(40代)1名
活動対象者
・組合員72名:男・女(20~60歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の要請
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務遂行上必要
[参考情報]:
・経営の知識があれば望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。