要請番号(JL32419B12)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
サン・エンリケ・デ・オソ 第8065小学校
3)任地( セントラル県サン・ロレンソ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、就学前教育(4歳児)、基礎教育課程1年生~9年生への授業を行なう小学校である。授業は午前(7-11時)、午後(13-17時)の2部制で行なわれ、児童・生徒数約550名を擁している。政府からの予算は人件費のみで、学校運営費は父母会の寄付等で賄われている。また、生徒保護者や周辺住民を対象にしたレクレーション等のイベント等も開催されている。現在、JV(小学校教育)が活動中(~2020年1月)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、現在活動中JVの支援もあり算数教育に力を入れている。過去、当国に派遣されていた隊員が中心となって作成した算数科の教師用指導書(MaPARA)と問題集(4D)等を活用しながら、「板書したものをノートに書き写す」だけの学習形態から、子ども一人一人が自ら考え、自己解決できる能力を養うための授業支援が行われている。一方、2019年3月から、MaPARAの小学校1年生用が教育・科学省から正式に教師用指導書として認可され、全国での使用が開始された。授業における同指導書の有効活用、効果的な授業展開のためには、全国規模での定期的な研修会が必要であり、現地教員によるプロジェクトチームが結成され、各地での研修会が予定されている。本チームのメンバーの一員としての支援も大きく期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の教員として、以下の活動を行う。
1. 各学級を巡回して学習状況の把握し、身近な物を活用した教材の開発に関する支援を行う。
2. 同校教員の算数科の指導力向上のための研修・勉強会等を企画・実施する。
3. 認可された算数科教師用指導書(MaPARA)の活用法普及のため、県内の他地域に配属されている同職種隊員と積極的に情報交換を行い、プロジェクトメンバーの一員として活動する。
※勤務時間:午前07:00~11:00、午後13:00~17:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般事務用品(机、いす、プリンター等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学校長:女性(40代)、教員経験24年
・同僚:女性(40代)、教員経験15年
・教員:20名(女性18名 20~50代、男2名、男性30・40代)
活動対象者:
・児童・生徒:約550名(幼稚園・5歳~小学校9年・15歳、男女ほぼ半数)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚と同等のレベルが求められる
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
県内の同職種隊員との情報交換や連携して活動を行うことから、協調性のある人材が望ましい。
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。