2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32419B13)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・科学省

2)配属機関名(日本語)

エロエス・デル・チャコ 第255小学校

3)任地( コルディジェラ県ボカジャトゥ・デル・イハグイ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は就学前教育(5歳児)・基礎教育課程:第一サイクル(1-3年生)、第二サイクル(4-6年生)、第三サイクル(7-9年生)を擁する公立小学校である。1907年に創立され、授業は午前(7-11時)、午後(1-5時)の二部制で行われおり、全生徒数170名、教師数29名(2019年4月現在)で、地域の基幹校の1校として周辺校 3の小学校を管轄している。政府の予算としては人件費のみが計上されており、学校運営費の25千米ドル/年(2019年度)は父母会の寄付等で賄われている。現在、JV(小学校教育)が活動中(~2020年6月)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JVが2代にわたり、算数科の指導力向上支援に携わっており、授業内容の改善が進んでいるが、未だに「教員が板書した内容」等を、児童生徒がノートに書き写す指導も多い。現在活動中のJVは、過去に活動していたJICA海外協力隊が中心となって作成した算数科の教師用指導書(MaPARA)と問題集(4D)を活用し、課題解決型学習を広げるための支援を展開中である。併せて2019年3月から、教育・科学省からMaPARAの小学校1年生用が正式に教師用指導書として認可され、パラグアイ全国での使用が開始された。同指導書の有効活用、効果的な授業展開のために、全国規模での定期的な研修会が必要であり、現地教員によるプロジェクトチームが結成され、各地での研修会が予定されている。ボランティアには本チームのメンバーの一員としての支援も大きく期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の教員として、以下の活動を行う。
1. 各学級を巡回し、模擬授業等を含め、必要に応じ児童生徒への指導を支援する。
2. 同校教員の算数科の指導力向上のための研修・勉強会等を企画・実施する。
3. 認可された算数科教師用指導書(MaPARA)の活用法普及のため、県内の他地域に配属されている同職種隊員と積極的に情報交換を行い、プロジェクトメンバーの一員として活動する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務用品(机、いす、プリンター等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・校長、教員29名(非常勤を含む) 25~50歳
活動対象者:
・児童生徒:170名(幼稚園・5歳~ 中学9年生・15歳、男女ほぼ同数)
・周辺校(3校)の教員約40名 20代~50代

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚と同等のレベルが求められる

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

県内の同職種隊員との情報交換や連携して活動を行うことから、協調性のある人材が望ましい。
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。