要請番号(JL32419B14)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学省
2)配属機関名(日本語)
第163アドルフォマリアモンヘス小学校
3)任地( セントラル県ビジェッタ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国の基礎教育は、就学前教育(5歳児)・基礎教育課程:第一サイクル(1~3年生)、第二サイクル(4~6年生)、第三サイクル(7~9年生)から成り立ち、同配属先は第二サイクルまでを擁する小学校である。授業は午前(7-11時)、午後(1-5時)の二部制で行われており、生徒数は全体で約350名、教師数は約25名で、地域の基幹校の1校として周辺校2つの公立小学校を管轄している。現在、同配属先では前任者となる小学校教諭JVが環境教育指導を中心に活動している(2020年3月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国に派遣されていたJICA海外協力隊と配属先関係者が中心となり作成した算数科の教師用指導書(MaPARA)、問題集(4D)のうち、指導書が教育・科学省に正式に認可された。2019年度は小学校1年生のみであるが、今後全学年に対し導入を行う予定となっている。MaPARAは日本式の指導を多く取り入れており、教材を活用し考える力養うことを目的としている。配属先では、導入されたものの、教材を活用した授業計画策定や指導力が乏しく、生徒の算数への苦手意識を取り除き効果的な授業を実施するためには、算数教育に関する知見、経験を有した方からの支援が必要となり本要請に至った。また、同校がモデル校となり近隣の小学校においても同様の活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 1年生~6年生の算数の学習状況の把握し、同僚の授業支援を行う。
2. 教材を活用した授業の実施。(対象学年は、赴任後調整を行う。)
3. 同僚に対し、教材作成のアイデアを共有する。
4. 同僚に対し、指導力向上のため勉強会の企画・実施。
5. MaPARAを既に活用している算数チーム(他県配属の隊員と各配属先関係者)と情報交換を行い、MaPARAの定着を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし(机、いすのみ有り)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・校長:女性(50代) 、他同僚教師約25名(同僚の9割が女性)
活動対象者:
・生徒約300名(1年生~6年生 男女 2部制)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚と同等レベルが求められる
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先の希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
指導経験場所は特に問わないが、算数教材を活用した指導経験があることが望ましい。住居はホームステイ(または離れ)となる予定。