2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32419B35)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済・社会開発企画庁

2)配属機関名(日本語)

エンカルナシオン障害者支援センター
NGO

3)任地( イタプア県エンカルナシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都から約400キロ離れた地方都市郊外にある、障害者支援センター(1986年設立)。身体障害者及び知的障害者支援のため、「教育」「健康」「障害者支援を目指す学生等の能力強化」の3点が事業の柱。年間利用延べ約13,000件、利用登録者約5,000名(2017年度)。診療室(小児科、歯科)、教室、リハビリ室、短期滞在者用宿舎を有し、小児科医、心理士、理学療法士、教員らが業務にあたっている。教育部門では、審議会、父母会メンバーが連携をとり、6歳から50歳代までの296名の登録利用者を支えている。通所者の自立支援の視点に立った効果的な指導を実施している。年間予算約10万米ドル(2018年)

【要請概要】

1)要請理由・背景

利用者の内訳は、健常者とともに普通学級で学ぶものの学習障害を抱える生徒、通常学級での対応が困難な発達障害者(ADHD、アスペルガー、自閉症他)及び知的障害者(ダウン症等)、身体障害等の種類は様々である。配属先は利用者の障害レベルに合わせ、少人数学級(平均5~6名)を編成した授業を提供している。社会的スキルや日常生活スキルの習得と定着を通し、社会参加促進を目指した自立支援教育の充実を目指している。午前・午後の2部制で、利用者の幅広いニーズに応えている。基礎的な読み書きの指導の他、軽度な作業(布の端切れやペットボトルなどのリサイクル材を活用した装飾品作製など)、適度な運動(室内運動スペース、屋内プール)も指導している。経験豊かな教員が多いものの、授業の充実や関係者のレベルの向上を図るためには、今後、特別支援教育の専門性や知見を有した方からのアドバイス等が一層必要との判断から本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先にて、以下の活動を行う。
1.通常学級では対応が困難な発達障害、知的障害等のある中学生から高校生の年齢段階の生徒に対する、少人数による学習指導および日常生活スキル獲得の指導を補佐する。
2.同僚教員及び配属先職員、保護者に対し、発達障害、知的障害者への対応、指導法を助言する。
※勤務時間7~11時、13~17時の2部制

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

指導用教材全般、一般事務用品(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先関係者:
センター長:70代 女性 勤務年数32年
受入責任者:50代 女性 ボランティア経験20年(審議会々長)
主任教員:40代 女性 勤務年数16年(カウンターパート)、 その他一般教員12名
活動対象者:
296名(14~50代・男女) (学習障害、ADHD、自閉症、ダウン症等)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な技術と知識が必要

[参考情報]:

 ・特別支援学校又は特別支援学級での実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学習障害、発達障害及び知的障害者への指導補佐・支援が主業務となるため、特別支援学校又は養護学校教諭等の資格を有しているとなお良い。住居はホームステイ(または離れ)となる予定。