2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32420A06)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

パラグアイ農業技術研究院(IPTA)

2)配属機関名(日本語)

サン・フアン・バウティスタ試験場

3)任地( ミシオネス県サン・フアン・バウティスタ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラグアイ農業技術研究院(IPTA)は、2010年に設立された農牧省傘下の独立行政法人組織で、研究プログラムの実施を通じて、農業技術の開発、改善、検証、普及、および農林業の遺伝的資源の管理を担っている。国内市場における農林産品の生産性及び品質向上、並びに国際市場における同国産品の競争力強化を図るため、全国にある4つの研究センターと7つの試験センターが相互に情報共有を図りながら、大豆等の品種改良プログラム推進や生産者支援サービスを全国で展開している。職員は全国で約1500名、2019年予算は、組織全体で約800万米ドル。



【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、事業目標の1つに地域農業活性化を掲げ、野菜及び果樹農家の国内市場での競争力向上を目指した取り組みを強化している。主にトマト、玉ねぎ、スイカ等の生産者組合所属農家に対し、巡回指導、センターでの栽培技術講習会などを実施している。5名の農業技師が、病虫害防除・土壌改良(コンポスト、緑肥等)・ビニールハウスの有効活用等について技術指導を行っているものの、現地の指導技術だけでは生産性・品質の両面から他地域との差別化が図られないため、同分野の知識と経験を持つ人材による支援が必要となり本要請に至った。なお配属先はJICA技プロ「小規模農家の輸出農産物安全性向上プロジェクト(~2022年12月)」の試験圃場の1つで、同プロジェクトへの支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と共に以下の活動を行う。
1. 配属先試験圃場及び支援対象農家における指導作物(トマト、玉ねぎ、スイカ、キュウリ等)に関する栽培実態調査
2. 病虫害防除及び有機肥料(コンポスト、緑肥等)を活用した栽培技術の紹介・普及
3. ビニールハウスを活用した育成管理技術の紹介・普及
4. 配属先で実施されるJICAプロジェクトに関する「作物残留試験」の支援(対象作物:ゴマ他)
※勤務時間 7:00~15:00

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机・椅子・一般事務機器、配属先車両(巡回指導で使用、同僚運転)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・センター長(60代、男性、農業技師、経験年数40年)
・農業技師5名(大卒2名、高卒3名)
活動対象者:
・トマト生産者組合員約100名
・玉ねぎ生産者組合員約200名
・スイカ生産者組合員約50名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先の要望による

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場での実践指導が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学等の実習も実務経験に含む