要請番号(JL32420A07)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
パラグアイ農業技術研究院(IPTA)
2)配属機関名(日本語)
カアクペ(エルナンド・ベルトニ)研究試験場
3)任地( コルディジェラ県カアクペ市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パラグアイ農業技術研究院(IPTA)は、2010年に設立された農牧省傘下の独立行政法人組織で、研究プログラムの実施を通じて、農業技術の開発、改善、検証、普及、および農林業の遺伝的資源の管理を担っている。国内市場における農林産品の生産性及び品質向上、並びに国際市場における同国産品の競争力強化を図るため、全国にある4つの研究センターと7つの試験センターが相互に情報共有を図りながら、大豆等の品種改良プログラム推進や生産者支援サービスを全国で展開している。職員は全国で約1500名、2019年予算は、組織全体で約800万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、国内の関連施設の中の主要研究センターとして、農業、畜産、林業生産者のニーズに応える効率的・効果的技術の提供に取り組んでいる。近年、農薬の普及に伴い、病害虫被害は全般的に減少し生産性向上が確認できる一方、薬剤抵抗性の影響から、従来の農薬に対抗する病害虫による被害が確認されている。配属先では、病虫害対策に関する知見・経験を持つ人材との協働の機会を通し、新しい病虫害対策の技術・アイデア・駆除プロセス等の提案・技術移転が強く望まれており本要請に至った。なお、同センターはJICA技プロ「小規模農家の輸出農産物安全性向上プロジェクト(~2022年12月」のための試験圃場の1つともなっており、同プロジェクトへの支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地域の病虫害防除能力を強化するため、同僚と共に以下の活動を行う。
1. 病虫害発生状況を把握するための配属先圃場及び周辺農家耕作地での病害虫害診断
2. 病害虫防除に関わる技術的提案・研修会実施の支援
3. 適切な農薬使用の技術指導及び有効性検証(昆虫病害糸状菌トリコデルマ、メタリジウム他の対応も検討)の支援
4. 配属先で実施されるJICAプロジェクトに関する「作物残留試験」の支援(対象作物:ゴマ他)
※勤務時間 7:00~15:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机・椅子・一般事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・センター長(男性50代、農業修士、経験26年)
・病虫害部門長(男性50代、農業修士、経験31年)
活動対象者:
・農業指導員4名(大卒2名、高卒2名)
・対象指導農家約100戸
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現場での実践指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大学等の実習も実務経験に含む