要請番号(JL32420A08)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国立技術・標準・計量検査院 (INTN)
2)配属機関名(日本語)
国立技術・標準・計量検査院 (INTN)
3)任地( アスンシオン市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は国内における農業、工業、商業、サービス業部門等の計量、認証規準、検査基準等を管理・統括する組織である。技術的規準に則った適合性認証の改善・支援を通し、生産物・製造物の品質・生産性の向上、安全性確保及び社会サービス全体の質的向上を通し経済的及び社会的発展の強化を目指している。国家認証機関(ONC)等の専門機関で構成され、今般要請が出されたのは、「調査・研究及び技術支援機関」の中にある、「農産物加工部」で、農業生産物全般の衛生基準管理等の業務を担っている。組織全体の年間予算は1千万米ドル(2019年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
農産物加工部では、都市周辺部及び農村部の農産物加工小規模生産者組合等からの需要が高い、手工業による加工食品製造への支援に取り組んでいる。主に地元で取れる季節の果物(マンゴー、いちご等)を原料とした既存の加工製品の改善、また新しいアイディアに基づく加工食品の開発・製造である。配属先が企画立案した生産・製造に関する研修会年間プランに基づき、要請のある地域への巡回指導を実施しており、衛生基準に則りながら、地域特産品開発・製造を推進している。しかし、既成商品の改善、新しい商品の提案・開発は配属先関係者だけでは容易ではなく、食品加工の知見と経験を持つ隊員の支援が是非とも必要との判断から、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に、以下の活動を行う。
1. 首都周辺及びイタプア県内で実施されている手工業による加工食品製造の実態調査
2. 適切な製造基準及び工程(品質管理、保存・管理、衛生基準等)についての講習会実施支援
3. 既存の加工商品の品質向上及び販売促進のためのノウハウについての助言・指導
4. 主に季節の食材・果物を原材料とした新しい加工食品開発支援
(首都周辺地域への巡回指導の他、当国南東部イタプア県においても、出張ベースで同様の支援を行う。月1回ペース) ※勤務時間 月~金 7:00~15:00
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、一般事務用品、PC(共用)、一般調理器具一式
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・部長(男性、50代、経験年数30年)
・課長(女性、30代、カウンターパート、経年年数8年)
活動対象者:
・小規模農産加工品生産者組合員等約200名
(首都周辺及びイタプア県内)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:生産者への直接指導となるため
[参考情報]:
・加工食品の開発の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)