2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32717A07)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業灌漑省

2)配属機関名(日本語)

地域農産物生産性向上プログラムクスコ支部

3)任地( クスコ州カルカ郡カルカ町 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

地域農産物生産性向上プログラム(AGRORURAL)は、農業生産や農業輸出の遅れた地域の農村開発を促進することを目的に、2008年に設立された組織。灌漑整備や農地保全、植林の他、営農活動を支援し、山岳地域に住む貧困層の生計向上に取り組んでいる。年間予算約40,000米ドル。カルカ郡事務所では野菜栽培JV(2015年10月-)と家政・生活改善JV(2016年1月-)を受入中。過去に、マーケティングJV(2015年1月-2016年1月)、家政・生活改善JV(2013年7月-2015年6月)が同配属先の別事務所で活動し、近隣の同郡サン・サルバドル町で活動展開するボランティアとも協働関係がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

任地は、クスコ市よりバスで約1時間30分のカルカ郡の中心地で、周辺には山間の僻地集落が点在し、その住民のほとんどは、ジャガイモやトウモロコシなど伝統作物の栽培により生計を立てる零細農民である。地域コミュニティでは、偏った食事による栄養失調が目立ち、子供たちの発育の遅れも心配されている。配属先では、郡役所経済開発課との協働で、地域コミュニティを巡回し、栄養、保健衛生、基礎教育など総合的な生活改善指導を計画している。初代JICAボランティアは、標高4,000mに位置する小学校にビニールハウスを設置し、収穫した野菜を学校給食へ提供した。配属先はこの活動の継続・発展を希望し、本件要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに次の活動を行う。
1.任地周辺の小中学校で、学校菜園を利用した野菜の栽培を行い、学校給食に提供する
2.このための給食メニューを考案し、調理の補助を行う
3.栄養バランス改善についての啓発活動を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

AGRORURAL所属の農業普及員:40-50代男性2名、女性1名
カルカ郡役所経済開発課職員:30-50代男性4名
地域コミュニティ住民:男女約40名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動上不可欠のため

[参考情報]:

 ・有機質肥料に関する知識や製造経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

野菜栽培の高度な専門知識は問わない。基礎的な農業経験を有すれば対応可能。