要請番号(JL32717B03)
募集終了
3代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
タララ郡役所
3)任地( ピウラ州タララ郡 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タララ郡は北部沿岸地域に位置し、町にはペルー石油公社の大規模製油工場をはじめ製油関連企業が多数ある。郡の財源はこれら企業からの法人税。郡内には6つの行政区があり総人口は約13万人。青年海外協力隊(JV)が配属するのは公共サービス部環境課。同課には分別回収事業班が置かれ、約30人のスタッフが町内の清掃・ゴミ収集・市民に対する環境啓発活動や海岸清掃等の実務を担当している。また、これとは別に住民啓発を含む総合的な廃棄物処理事業の統括部署として廃棄物処理事業班(人員5名)が設置されている。同課事業予算は年間約10万米ドル。現在環境教育JVが活動中(2018年7月まで)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ペルー環境省は2011年に策定した「国家環境計画」の中で、一般・産業廃棄物それぞれに関し、2021年までに100%適切に処理するという目標を掲げている。特に一般廃棄物については、第一段階として50%が適切に処理されることを目指し、31の地方都市を対象に「固形廃棄物処理システム開発プログラム」を策定しており、JICAはこのうち23の地方自治体で有償資金協力による支援を進めている。タララ郡役所はその対象自治体の1つ。同郡ではJICAの支援対象となる以前から家庭ゴミの分別回収を開始しており、全世帯の約20%を対象に実施中。同役所はこの分別回収対象世帯数を増やし、リサイクル化、有機ゴミのコンポスト化も進めたい意向。そのためには住民への啓発が最重要と認識しており、地域住民への啓発活動や学校での環境教育の更なる拡充のため、JVの継続支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと共に主に以下の活動を行う
1.家庭ゴミの分別回収事業拡充のための様々なアイデア提供
2.小学校、中高校における環境教育の推進(3R、地域の環境問題等)
3.家庭訪問や住民集会による啓発活動(パンフレット配布や口頭説明による分別回収への協力依頼、3R等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
インターネット環境、分別用ゴミ袋、分別用ゴミ箱、各種啓発パンフレット及びグッズなど
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
環境課長(50代男性、契約職員、勤続1年)、他職員数名
廃棄物処理事業班主任(50代男性、契約職員、勤続1年)、他4名
分別回収事業班主任(60代男性、契約職員、勤続1年)、他約30名
活動対象:
地域住民、小学生、中高生、教員等
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)