要請番号(JL32717B06)
募集終了
2代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
タンボグランデ町役場
3)任地( ピウラ州タンボグランデ町 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タンボグランデ町はペルー北部ピウラ州のサンロレンソ盆地に位置し、人口9万7千人、農業・畜産業の盛んな町である。同盆地にはキロス川を水源とするサンロレンソ貯水池があり、多くの農家がこの灌漑システムを利用してコメ、トウモロコシ等を栽培しており、その他にも、マンゴー、レモン、アボガドが生産され輸出されている。町役場は約50名の職員を有し、ボランティアの所属先である経済開発課職員は6名。アルガロビナと呼ばれる地元産品の生産組合では、2014年からコミュニティ開発の青年海外協力隊(JV)が活動した。現在JV1名が活動中(2018年10月)、また、カウンターパートが課題別研修に参加した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ピウラ州は果物と野菜の大産地であり、海外への輸出も盛んに行われている。しかし、個人農家の多くは品質管理や量産のための投資が出来ず、大規模農園との格差拡大が問題となっている。そこで、配属先はレモンとマンゴーの生産農家を組織化する試みを進め、ある程度の生計向上に繋げている。さらに、女性や青年層を取り込むことで活性化させ、農業の観光資源化を目指している。また、この観光化の動きに合わせ環境美化を奨励し、ゴミの分別回収とリサイクルについての啓発活動も推進している。現JVは、農業、環境、観光を地域経済の活性化の重要要素として、行政と農家、リサイクル業者等の連携を促しており、配属先はこの活動の継続を求め、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地域の生活諸相を調査し、町役場職員等と共に、主に以下のような活動が期待されている。
1.レモンとマンゴー農園の生産者グループの活動調査と把握
2.農業を観光資源化するための、様々なアイデアの提供と実施
3.資源ゴミの分別回収推進のための啓発活動の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、コンピュータ
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
大卒・女性3名、男性3名
活動対象者:
農民(識字率約7割)年齢層20代から60代まで幅広い年齢層
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚となる職員とのバランス
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)