要請番号(JL32717B10)
募集終了
3代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化省
2)配属機関名(日本語)
国立人類学考古学歴史学博物館
3)任地( リマ市プエブロ・リブレ区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サン・イシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1924年に設立され、1938年に文化省登録された国立博物館。約1億5千万個の出土品を所蔵し、博物館としての規模や収蔵量はペルー最大規模である。国内外からの訪問者数は約138,000人(2011年)。毎月約1万人が来館する。夜間開館や学童対象の無料開館も行う。年間予算は約1億2300万円。職員数は約120名(非常勤含む)。日本との関係では、1958年に東京大学が調査に協力、2005年に一般文化無償資金協力により分析機器等が供与された。1988年に考古学の青年海外協力隊(JV)1名、2014年から写真JV1名が派遣され、現在はJV1名が活動中(2018年10月まで)。過去に米州機構から資金援助を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先である国立人類学考古学歴史学博物館(以下「博物館」)は、コロンブスのアメリカ大陸発見以前から共和国成立までの文化の変遷や発展に関する情報を訪問者に提示する役割を担い、展示、調査研究、出土品の保存、目録制作などを行っている。特にデジタル目録は、学術誌やカタログ、雑誌などを通じて広報媒体に使用され、博物館の使命を果たすための重要な要素となっている。博物館が管理する所蔵品は、石器、土器、繊維、金属、有機物等多岐にわたり、その総数は1億5千万点以上に上る。しかし、目録にデジタル登録された収蔵品はその内の数%程度に過ぎず、電子データによる目録の完成が急務となっている。こうした状況を踏まえ、平成25年度から写真JVが派遣され、目録作成と配属先スタッフの撮影技術向上に協力している。現JVは2代目で、博物館側はこの活動の継続を希望し、後任ボランティアの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
博物館の写真撮影部門所属の同僚とともに、以下の活動を行う。
1.目録作成のための、出土品のより効果的な撮影方法にかかる助言
2.撮影にあたり、より効率的な準備、段取りの工夫や方法にかかる助言
3.効率的、効果的なデータ処理・蓄積・整理技術等のアドバイス
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
カメラ(Nikon d5100、Nikon d800)、 ズームレンズ、フラッシュ、 照明、三脚、PC等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先写真部責任者:30代、女性、芸術デザイン専門学校写真学科卒、写真家
配属先職員:石器、土器、繊維、金属、有機物などの収蔵品担当者と協働
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動上求められる水準が高い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(12~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
写真館、博物館等での実務経験があると良い。デジタル目録の作成経験があると良い。