2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32717B13)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
C106 きのこ栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境省

2)配属機関名(日本語)

ペルーアマゾン地域調査庁

3)任地( ロレト州イキトス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ペルーアマゾン地域調査庁は、ペルー北東に広がる熱帯雨林(セルバ)地域の中心都市イキトス市に所在し、アマゾン地域の生態系(動物、生物、微生物)の調査を実施している機関である。同庁が持つプログラムの一つ、多様性生物学調査プログラム(PIBA)では、アマゾン地域における生物多様性を調査し、これを保全し、利用するための研究を行っている。ボランティアは、このPIBAに配属される。現在、約87名の研究員が在籍し、年間予算は約37万米ドルである。また、配属先は、同市の国立ペルーアマゾン大学微生物研究所から菌の提供を受け、共同研究を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

PIBAが管轄する地域には、きのこを森の恵みとして採取し、食している人々がいる。彼らが採取する主なきのこは、Auricularias, Pleurotus (きくらげ、ひらたけ)であり、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富であるため、バランスの良い食材として注目されており、PIBAは、家庭レベルで栽培できる簡単なきのこの栽培方法を考案している。現在、この方法を利用して小学校で、教師の協力を得て栽培を行い、学校給食の食材として利用し、学校や生徒の家庭での食の普及や、すでに、きのこを食する習慣のある地域においては、きのこ栽培の普及を目指している。しかし、栽培する場所やグル-プにより、きのこの成長や収穫量が異なるため、一定の条件による安定した栽培方法を確立させることが必要とされており、また、これを継続的に普及していくためにボランティアの協力が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフと共に、主に以下の活動を行う。
1.栽培時間や収穫量の安定化を図るためのきのこ栽培方法の確立。
2.きのこ栽培を小学校で普及させる。
3きのこ栽培をアマゾン地域の住民の間で普及する。
4.木くず、もみ殻、さとうきびのしぼりかす等を利用して、きのこの培地を工夫する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

きのこ栽培の方法は、身近にある道具や材料を利用するものである。

4)配属先同僚及び活動対象者

PIBA(多様性生物学調査プログラム)部長 生物学専門(60代、男性)
環境教育研究者(生物学専門、40代、女性)
農業研究者(農業専門、40代、女性)
普及先小学校
小学校教諭(40-50代、男性、女性)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

高度な専門知識は求められないが、きのこ栽培の基礎知識と経験が必要。