2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32718B03)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境省

2)配属機関名(日本語)

国家自然保護区管理事務局(SERNANP)チクラヨ事務所

3)任地( ランバイェケ州ランバイェケ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

SERNANPは全国に76か所ある国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関。環境省の下部組織として2008年設立。管轄保護区とその生態系保護、管理のほか自然環境保護を担う関係機関(州政府、民間組織)との連携促進や地域住民への環境教育、啓発活動も行っている。2018年のSERNANP全体の予算は約1,800万米ドルで、うちチクラヨ事務所予算は約21万ドル。現在2016年度3次隊環境教育JVが活動中。また、同隊次でイキトス事務所、ピウラ事務所でも各JV1名が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JVが活動するチクラヨ事務所は、シカン文明遺跡を含む乾燥林地帯の保護区と標高約2,000m程度の山岳森林地帯の保護区の2ヶ所を管轄しており、スタッフ5名が月-金の8:30-17:30で勤務(週1-2回は保護区訪問での活動)している。各保護区内の管理業務のほか自然環境保護と観光の融合によるエコツアーの推進、住民啓発や環境教育も担当業務に位置づけられている。環境教育は、保護区内外の幼稚園や小中学生も対象に行っており、テーマは自然保護区の意義・役割、生物多様性、森林保全のほか、気候変動や廃棄物処理(リサイクル活動)等。2014年から環境教育JVが派遣され、環境教育の内容及び教材手法の改善に取り組んでおり、初代JVが作成した参加体験型の教材は好評を得ている。より効果的な環境教育の実施と活動定着のためには引き続きJV支援が必要であるため、本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同事務所環境チームの一員として、次の活動を行う。
1.保護区内、又は保護区周辺の幼稚園、小中学校における環境教育の授業実施
2.保護区周辺のコミュニティでの講習会実施(工芸品作り、リサイクル品作りなど)
3.保護区への観光客に対する講習会(石のお絵かき、折り紙など)の実施
4.保護区での観光客向けの展示・遊び場・お土産作りの支援
5.チクラヨ市内の小中学校巡回による自然講座と保護区の宣伝

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、PC、プリンター等の事務機器、啓発用資料・教材

4)配属先同僚及び活動対象者

事務所長:考古学と自然環境保護の経験10年以上、大卒、男性、40代
同僚:環境教育担当 経験8年以上、大卒、女性、30代
対象者:小中学校 12校 1,200人、地域住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:現地同僚と対等な関係構築のため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・環境教育、啓発活動に関する経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】