2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32719B01)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国際協力庁

2)配属機関名(日本語)

カルサダ町役場経済開発課

3)任地( サン・マルティン州モヨバンバ市カルサダ町 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サン・マルティン州モヨバンバ市カルサダ町は、ペルー北部のアマゾン川源流域の熱帯雨林域内の標高約1,000メートル前後のアルト・マヨと呼ばれる地域に位置する。年間を通じて温暖で降雨に恵まれ、コメ、パイナップルの栽培、畜産(肉牛・乳牛)、淡水魚養殖が盛んであり、同町の住民の95%は農業に従事している。 町内には1,247ヘクタールの町が管理する自然保護区があり、月間1,000人前後の観光客が訪れる。同町の人口は、5,700人、面積は9万5千ヘクタールであり、町役場職員総数は約20名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、カルサダ町では、コーヒー栽培に関して地力の劣化や育種にかかる病気、さらには買取価格の頭打ちの状況からカカオや食用バナナなどの栽培品種に移行する農家が増えてきた。また、カカオ栽培農家のほとんどは、小規模(5ha未満)の単一栽培であり、家内経営的な栽培方法がとられてきている。今後、カルサダ町役場は、アグロフォレストリーによる「持続可能なシステム」を採用したコーヒー・カカオ栽培を支援し、一次製品の販売からさらに付加価値を加えたバリューチェーンに主眼を置いたマーケティング戦略を進めたいとして専門的知識を持つ協力隊員の派遣要請を受け、2019年7月から協力隊員(コミュニティ開発)が、1年間派遣されることになっている。ついては、この隊員の活動を引き継ぎ、町内の特産品を生かした地域おこしへの支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに農家の生活状況、町内の特産品の販売状況を調査し、課題を分析した上で、以下の活動を行う。
1.前任隊員の活動を受け、カカオ及びコーヒーのマーケティングに関する指導助言を行う。
2.可能であれば、カカオ及びコーヒー以外の地元特産品のマーケティングに関する指導助言を行う。
3.その他、上記活動の進捗に応じて、地域の資源を活用した観光開発への指導助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務室、インターネット、事務用品(パソコン、会議机)一式

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
(1)受入担当:副町長、男性、農学士、40歳代
(2)カウンターパート:生産開発局スタッフ、農業技師、20歳代
活動対象者:
カカオ生産農家70世帯、コーヒー生産農家300世帯

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・商品開発や販促マーケティング経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~29℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

カカオ、コーヒーの製品化やこれらの加工品に関する知識があればなお良い。
ホームスティの可能性あり。