要請番号（JL32719B09）
募集終了
| ・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
環境省
2）配属機関名（日本語）
国家自然保護区管理事務局(SERNANP)イキトス事務所
3）任地（ ロレト州イキトス市 ） JICA事務所の所在地（ リマ市サンイシドロ区 ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
SERNANPは首都に本部、全国に76か所ある国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関。環境省の下部組織として2008年に設立。管轄保護区とその生態系保護、管理のほか自然環境保護を担う関係機関(州政府、民間組織)と連携促進や地域住民への環境教育、啓発活動も行っている。2019年のSERNANP全体の予算は約2,100万米ドルで、うちイキトス事務所(プカクロ国立保護区)の予算は約20万米ドル。2019年度1次隊で環境教育隊員が同事務所及びピウラ事務所へ赴任予定。また、パラカス事務所では、現在2018年度4次隊環境教育隊員1名が活動中。
【要請概要】
1）要請理由・背景
隊員が活動するロレト州は、アマゾン川流域の熱帯雨林地帯の中にあり世界有数の生物多様性の残るエリア。配属先は、自然保護区内の管理業務他、自然環境保護と観光の融合によるエコツアーの推進、住民啓発や環境教育も事業として位置付けて実施しており、環境教育は保護区を訪れる観光客や保護区内及び周辺村落の小中学生を対象に近隣市の教育局との連携で行っている。
同事務所には、2019年度1次隊で、環境教育隊員(3代目パカイヤ・サミリア国立保護区対象)が派遣予定であるが、所掌保護区が広大であり、まだ開発途上にあるプカクロ国立保護区においての環境教育を実施するためにはJICA海外協力隊の支援が必要と本要請が上げられた。当該区においては、環境分野を切り口として、今後統合的な地域の生活の質向上支援も期待されている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
同事務所プカクロ国立保護区担当チームの一員として、保護区や市内周辺部において以下の活動を行う。
1.自然環境(特に域内の動植物や生態系)保護の重要性や意義を伝えるための環境教育、啓発活動の実施
2.1を行うための教材や手法の改善、作成
3.環境教育、啓発活動の成果の評価、報告
4.同事務所配属の環境教育隊員や他配属の環境教育隊員との連携も期待されている
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、PC、プリンター等の事務機器、コピー機、事務用品、啓発用資料・教材
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
プカクロ国立保護区長(生物学士、経験16年、男性、40代)
カウンターパート(大卒、経験15年、男性、30代)
活動対象者:
パークレンジャー、地域住民、教育関係者、保護者、生産者
5）活動使用言語
スペイン語
6）生活使用言語
スペイン語
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（男性） 備考：配属先の希望によるため
[学歴]：（大卒） 備考：職場同僚とのバランス
[経験]：（ ） 備考：
[参考情報]：
・環境教育、啓発活動に関する経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（熱帯雨林気候） 気温：（20～35℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
プカクロ国立保護区への移動は、ボートで10時間以上を要し、監視小屋に滞在しながら住民啓発活動等を行うこととなるので、体力と協調性のある人を求む。