2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32719B19)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

トリエステ特別基礎教育センター

3)任地( ピウラ州ピウラ市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるトリエステ特別基礎教育センターは、ピウラ州政府が持つ一つのプログラムとして、イタリアに本部があるNGO(イタリア・ペル-協力協会)とピウラ地域教育局の支援を受け、はじまった。2017年4月から同市にある私立小学校の2教室を借りて、0歳から5歳までの聴覚障害を持つ幼児を対象に指導し、声を出す、発音する、言葉にする訓練を行っている。現在は、1歳から4歳までの幼児18名が言語聴覚士3名のもと訓練を受けている。年間の予算は3,000米ドルであり、その大部分は人件費である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ピウラ州には、聴覚障害を持つ児童が手話を用いて教育を受ける教育機関(5-11歳)はあるが、就学前の幼児を受け入れる場所はない。聴覚障害を持つ幼児にとって重要なのは、できるだけ早く、聴覚障害を持っているかが診断され、適切な訓練を受けることである。しかし、その診断を受ける機会が少なく、また、適切な診断がなされず、2-3歳になって、ようやく、聴覚障害をもっていることが判明する場合が多い。配属先は、的確な早期診断と適切な訓練の実施が急務と考え、ボランティアの協力を得て、保健所等が実施する乳児の集団健康診断へ赴き、聴覚障害と診断された乳幼児を対象にその親と一緒に、感覚に刺激を与え、一人でも多くの子供たちが声を発するように指導し、ピウラ州の聴覚障害乳幼児の対応の遅れを改善したいとしている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の教師と共に以下の活動を行う。
1.補聴器を付けている聴覚障害のある乳幼児に聴覚言語訓練を行う。
2.同僚のリハビリ場面に同席し、包括的な技術支援と助言を行う。
3.同僚が作成した訓練用教材に関する助言を行う。
4.同僚や保護者を対象にした聴覚障害の理解促進に関する勉強会を企画し、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Tympanometer (Oscilla, 型:TSM400), Accu Screen OAE & ABR Screener (Otometrics, U2-Draft1)、訓練用教材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
センタ-長(言語聴覚士、50歳代、女性)
教師(言語聴覚士、50歳代、女性)
教師(言語聴覚士、40歳代、女性)
活動対象者:0歳から5歳までの聴覚障害をもつ幼児とその保護者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上不可欠

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(17~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】