2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32719B30)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立ヴィクトル・ラルコ・エレラ精神科病院

3)任地( リマ市マグダレナデルマル区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1918年に設立され、ラテンアメリカで最も古い歴史を持つ精神科病院の一つである。入院、一般外来、救急外来で診察する他、診療科・部門としては、医師部、看護部、依存症科、臨床心理科、栄養科、薬剤科、リハビリテーション科、社会福祉科などで構成されている。配属先となるリハビリテーション科では特に慢性期入院患者や高齢入院患者を対象に理学療法を実施している。2009年から2012年にかけてJICA技術協力プロジェクトで実施された研修(暴力被害住民への包括的ヘルスケア強化プロジェクト)に複数名の医師が参加している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の入院病棟には18歳から96歳までの350名が入院している。身寄りがなく、当該施設以外に受け入れ機関もないことから、これらの患者の約8割は社会的入院を強いられている。当病院では精神科医、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、臨床心理士など専門職員が働いており、患者の社会復帰のために活動しているが、ペルー国内における精神障害者への差別や偏見が未だ根強く残っていることから、社会的入院の解消には至っていない。このことから、より質の高いリハビリテーションを目指したいと、JICAボランティア要請に至った。ボランティアには同僚と共に理学療法を実施し、実践的なアドバイスをすることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

精神科医、同僚理学療法士と共に、以下の業務を行う。
1.入院患者に対して理学療法を実施
2.同僚に対して理学療法(特に運動療法プログラム)の内容の見直しとアドバイス
3.同僚に対して日本で実施されている理学療法の紹介を交えた勉強会の開催

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

車椅子、バランスボール、歩行器、平行棒、輪投げなど各種リハビリ器具

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリテーション科担当精神科医:1名(女性30代、経験年数5年)
理学療法士:1名(女性20代、経験年数9年)
助手:4名(男女20~40代、経験年数5年未満)
活動対象者:
成人(25-65歳)、高齢者(65-95歳)、主な疾患:認知症、運動器疾患、廃用症候群

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先スタッフとのバランス

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(12~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

精神科病院、精神障害者施設または、高齢者施設での実務経験があれば尚可。