要請番号(JL42416A18)
募集終了
・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局
3)任地( イルビッド ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
パレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督・調整を行っている行政機関である。国際機関である国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、実施機関として、教育や福祉、保健衛生など生活向上のための支援を行っている。配属先であるイルビッドCBRセンターは、ヨルダン北部にあるパレスチナ難民キャンプの1つイルビッドキャンプ内の知的障害児通所施設で、UNRWAが支援している10ヶ所のCBRセンターのひとつである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
イルビッドCBRセンターには、軽度の知的障害児を対象に学習支援を行う他、リハビリ部門では理学療法を提供している。 常勤の理学療法スタッフは理学療法の専門知識を学んでいないため、UNRWAが雇用している理学療法士が巡回しサポートしている。
2016年1月に 作業療法用の部屋と設備が導入されることになったが、ヨルダンでは作業療法士が極めて少ないため、JVの要請となった。JVは、配属先を拠点とし、近隣2ヶ所のCBRセンター(ホソン、ワッガス)を巡回しながら、障害児(3~13才)に対し作業療法を提供すると共に、センタースタッフ或いはコミュニティーから来たボランティアに対し作業療法の知識と技術を指導し、定着するよう支援する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 配属先及び巡回先が指名したスタッフに対し、作業療法の知識と技術を共有し、人材育成を支援する。
2. 特別支援教師、理学療法士とも協力し、必要な児童に対し作業療法を行うと共に、上記スタッフに対し、それぞれの障害に応じた個別・グループ指導へのリハビリ計画および評価への助言を行う。
3. 障害児の家族を対象として、家庭内での自立支援、訓練や社会参画への助言を行う。
4. 作業療法にかかる手順やマニュアルを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
これから導入のため未定
4)配属先同僚及び活動対象者
・施設長(女性)
・特別支援教育スタッフ(17名/女性/内2名は幼児教育)
・理学療法士(1名/男性/専門ではない) + 巡回理学療法士
・対象障害児(120名/3~13才/男児67名、女児53名)
*軽度知的障害60名、中~重度11名、自閉症6名、身体障害17名、聴覚障害47名 (一部重複)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため
[学歴]:(大卒) 備考:スタッフの多くが大卒であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:スタッフの育成も求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)