2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42416B18)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

マフラックリハビリ訓練センター

3)任地( マフラック ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヨルダンには、政府による知的障害児の特別支援学校、通所リハビリセンターおよび障害者入所施設が全国各地に点在する。配属先はマフラック地域の知的障害児に特別支援教育およびリハビリを提供する通所施設である。特別支援学級の通所児童は約40人、1クラスにつき5~7人の自閉症、脳性麻痺、ダウン症などの障害のある児童に、教育省のカリキュラムに沿った読み書き、算数の指導を行っている。リハビリ部門では、必要な設備はあるものの、社会開発省の予算が無く、2015年10月からヨルダン人理学療法士が居ない状態であり、同年8月に派遣されたボランティアが看護師を指導しながらその役割を担っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が提供するサービスは全て無料で、誰でも受けられるにも拘らず、施設の存在が知られていないことから利用者が極めて少ない状況であった。前任ボランティアが配属先と共に施設のリーフレットを作成し、地域の病院や他の団体等と連携をしながら認知を広げる努力をしており、徐々に利用者が増加・定着するようになってきた。また、任地はシリア国境に近いため、内戦から逃れてきた難民が数多く在住しており、リハビリを必要とする負傷者も多い。そういった難民を含め、施設に通ってくることができない人々のために、配属先は社会開発省が指揮するCBRの立ち上げに取り組んでいる。ボランティアには、前任者が取り組んできたリハビリ部門の強化、他団体との連携につき引き続き支援するとともに、CBRが始まっていれば、そのチームメンバーとして活動することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.リハビリ部門の強化
・スタッフ(看護師)に対し、適切なリハビリテーションの指導、助言を行う。
・施設の認知を広げ、必要な人がリハビリを受けられるよう支援する。
・保護者に対し、家庭で継続できるリハビリテーションの方法を紹介する。
2.配属先が取り組むCBRプログラム(地域に根ざしたリハビリテーション)の定着、拡大を支援する。
3.他の障害者支援分野ボランティアと連携し、定期会議の実施、ワークショップ等の開催を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

訓練マット、セラピーボール、立位保持用アダプテーション、歩行器など

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長(女性・ソーシャルワーカー・40代)
特別支援教諭(女性・ほとんどが大卒・20代~40代)
看護師2名(女性・20代)
通所児童約40名(男女・6歳~17歳)
リハビリ対象者約10名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者育成も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】