2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42416B20)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

社会開発省 アカバ特別支援教育総合センター

3)任地( アカバ ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2011年に設立された社会開発省傘下の障害児・者施設である。特別支援教育、理学療法、職業訓練の3部門に分かれており、4~12才の軽度知的障害児31名、理学療法が必要な障害児28名、及び16~20才の職業訓練生13名が通所している。施設では、非常勤の医師が障害の診断を行っている他、言語聴覚士が、不定期で通所してくる約30名の児童に対し、言語療法或いは発達障害への対応を行っている。他にも栄養士やソーシャルワーカーなどがおり、様々な機能が集約された施設である。配属先長は、10年ほど前に別の施設でJVを受け入れた経験があり、日本のボランティアには子ども達の能力を引き出す力があると高く評価している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

特別支援教育担当教師5名、幼児教育担当教師1名、ソーシャルワーカー2名の計8名が、知的障害児を指導している。5名の特別支援教育担当教師の内、施設長は15年の経験を持つが、他4名は新卒で施設の設立と同時に働き始めた若い教師である。4名の内の1名が職業訓練部門も担当している。社会開発省から提供されているカリキュラムは一般的な内容であるため、施設ではそれをカスタマイズし、年齢や障害の程度に合わせて3レベル設け、各レベル毎に社会的スキルや自立、コミュニケーションなど5つのスキルを習得するためのプログラムを設けている。ボランティアに対しては、新しい知識や技術の共有と、教材・教具の製作などの教育環境整備を望んでいる。また、子供達の多くが手先の機能にも問題があるため、作業療法的な支援も望んでいる。更に、職業訓練部門の男性訓練生に対してサッカーなどのアクティビティー提供も望んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.特別支援教育担当教師に対し、新しい知識や技術を共有する。
2.教材・教具の製作など、教育環境を整備する。
3.できれば、手先の機能に問題がある子供達に対する作業療法的支援を行う。
4.職業訓練部門の男性訓練生に対し、主に野外アクティビティを提供する。
5.同職種のボランティアがいれば、特別支援教育担当教師向けにワークショップを企画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長(女性/40代)
・特別支援教育教師 4名(女性/20代/大学・短大卒)
・幼児教育担当教師1名(女性)
・ソーシャルワーカー2名(女性)
・理学療法士 2名(男女)
・心理学者、IQテスト専門家、言語聴覚士各1名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため

[学歴]:(大卒) 備考:職員が大卒であるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教師への助言が必要なため

[参考情報]:

 ・知的障害児・者支援経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】