要請番号(JL42416B29)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
社会開発省 アルマナール センター・サハーブ
3)任地( サハーブ(アンマン南東部) ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2009年に設立された社会開発省傘下の障害児施設である。特別支援教育、理学療法、作業療法の3セクションに分かれており、6~17才までの軽度知的障害児44名(男女)が通所している。44名の内、31名が軽~中程度の知的障害、6名が自閉症、7名がダウン症である。理学療法と作業療法については、外来も受け付けている。スタッフの1人であるソーシャルワーカーは、2007年に本邦研修を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
6名の特別支援教育担当の教師がそれぞれ1クラスずつを担当し、子供達を指導している。どの教師も10年~20年以上の経験があるベテランではあるが、アイデアに乏しく指導内容が固定化している。教師は1人1人個別指導も行っているが、その間他の子供達は塗り絵などをして時間をつぶしているという状態である。配属先長は、JVに対し、子供たちに音楽、図画工作、体操などのアクティビティを提供すると共に、教師達が実践・継続できるアイデアを共有してほしいと望んでいる。また、過去のJVが開催した情操教育のワークショップに興味を示しており、そのような機会があれば参加したいと希望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 教師に対し音楽・図画工作・体育といった情操教育アクティビティのアイデアを提供する。
2. 上記アクティビティを子供達に提供する。
3. 同職種のJVがいれば、特別支援教育教師向けにワークショップを企画・実施する。
*一般的に、指導経験の長いベテランスタッフは自分の経験に対する自信があるため、変化を好まない。また、公立の施設はスタッフの労働意欲が高いとは言えない。従って、そうした環境の中でも、職員皆をうまく巻き込みながら、子供達の情操教育レベルを向上しようという意欲が必要である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長(女性/30代)
・特別支援教育教師 6名(40代~50代/内1名は男性・自閉症児担当)
・理学療法士 1名(女性)
・作業療法士 1名(女性)
・ソーシャルワーカー 1名(30代/本邦研修経験者)
・その他スタッフ 7名(マネージメント、運転手他)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため
[学歴]:(大卒) 備考:職員が大卒であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教師への助言が必要なため
[参考情報]:
・特別支援学校での実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)