2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42416B30)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

サハラー アルアマル センター
NGO

3)任地( アジュルン ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1994年に設立された、General Union of Voluntary Societies傘下のNGOで、アジュルンの市街地からは離れた村落地域に位置している。軽~中程度の知的障害児・者23名(内、ダウン症9名、自閉症1名)が通所している。本来は子供達を受け入れる施設であるが、実際には9才児から30才の成人まで受け入れている。男性が18名、女性が5名で、男性の7割が10代後半から20歳以上である。女性利用者が少ないのは、家族が保守的で女性障害児・者を外に出したがらない傾向があるためである。これまでアメリカからボランティアを2名、ドイツから1名(いずれも女性)受け入れた実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

4名の特別支援教育担当の教師がおり、いずれも教師の資格はあるが、元々特別支援教育についての専門知識はない。授業では、算数や読み書きに加え、音楽(ダンス)、色塗り、運動といった情操教育分野を指導しており、成人に対しては、縫製、編み物、アクセサリー作り等、職業訓練も行っている。(実際には卒業しても就業はない。) 製作物はバザーで販売し、売上金は利用者のアクティビティに利用している。教師はいずれも40才以上で、長い経験はあるものの指導内容がマンネリ化しており活動的とは言えない状況にある。JVは、教師達に新しいアイデアを提供して刺激を与え、施設を常に活気溢れる状態にすることを望まれている。過去に受け入れたアメリカ、ドイツのボランティアの評価が高く、JICA JVにかける期待も大きい。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 教師に対し、算数、読み書きの指導手法や、音楽、図画工作、体育といった情操教育分野において、実践的で継続可能な新しいアイデアを提供する。
2. できれば、手工芸品のアイデアを提供する。
3. 同職種のJVがいれば、特別支援教師向けにワークショップを企画・実施する。

*児童から成人まで支援内容は多岐にわたる。また、教育・訓練内容がマンネリ化し施設に活気が無いのは、社会参加などの目標がないことも一因と思われる。活動には、創意工夫と、地域の特性も踏まえた目標設定が必要である。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長(女性/同施設で教師16年間、配属先長になって2年)
・特別支援教師 4名(女性/40代)
・ソーシャルワーカー 1名(女性)
・リサーチャー 1名(女性)
・スピーチセラピスト 1名(女性)
・ヘルスアドバイザー 1名(女性)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:配属先が女性を希望しているため

[学歴]:(大卒) 備考:教師が大卒以上であるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が必要なため

[参考情報]:

 ・特別支援学校での実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

10代後半~20代の男性知的障害者を扱った経験のあることが望ましい。