要請番号(JL42417A16)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発省
2)配属機関名(日本語)
ドレイル特別支援教育協会
NGO
3)任地( ドレイル ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先NGOは2003年に設立され、ヨルダン北東部にあるドレイル地域の貧困層および障害児・者支援の中心的役割を果たしている。施設内にて特別支援教育、理学療法、女性の自立支援のための作業訓練を提供する他、地域の人々を対象とした啓発活動、ドレイル地域における障害児・者調査、普通校での聴覚障害クラス設置など、地域住民を巻き込んだ障害者のためのさまざまなプログラムを実施している。また、ドレイル地域の家庭を巡回訪問し、障害児の親に家庭でできるリハビリを指導している。同地域には約15,000人のシリア難民が住んでいるが、その障害者支援にも取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、同地域において社会的弱者を支援するための様々な役割を果たしている。特に、地域住民や障害児・者の家族に対する障害理解促進のための啓発活動、障害者の就労支援や作業訓練等様々な取り組みを行っており、地域に根ざした障害者支援を定着させるため、ボランティアによる新たな視点での助言を期待している。また、施設に通う知的障害児への教育サポートや、理学療法士と連携した身体障害児へのリハビリ訓練の提供、家族およびボランティアスタッフに対する家庭でのリハビリ技術指導なども必要としている。配属先のニーズは多岐にわたるが、ボランティアにはできることに優先順位を付けて積極的に取り組むことが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. CBRプログラム(地域に根ざしたリハビリテーション)の定着、拡大を図る。
2.スタッフとともに、障害者の就労支援を目指した作業評価および助言を行う。
3. 保護者および地域住民への啓発活動支援を行う。
4. 可能であれば、障害児・者の家族及びボランティアスタッフに対し、家庭におけるリハビリテーション的な指導を理学療法士と連携して行う。
5. 余裕があれば、他の障害者支援分野ボランティアと連携しワークショップ等を開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・施設長(女性・40代)
・同僚スタッフ(特別支援教育担当:女性6名、男性1名)
・理学療法士 1名(男性) *対象者:約190名(身体障害75名/重複障害/主に子供)
・学習支援対象障害児(男女・4歳-20歳/4クラス/約40名)
・ボランティアスタッフ約20名(女性)
・縫製指導スタッフ 他
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者育成も求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)