2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42417A17)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
教室のひとつ

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

マフラックリハビリ訓練センター

3)任地( マフラック ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ヨルダンには、政府による知的障害児の特別支援学校、通所リハビリセンターおよび障害者入所施設が全国各地に点在する。配属先はマフラック地域の知的障害児に特別支援教育およびリハビリを提供する通所施設である。特別支援学級の通所児童は約40人、1クラスにつき5-7人の自閉症、脳性麻痺、ダウン症などの障害のある児童に、教育省のカリキュラムに沿った読み書き、算数の指導を行っている。シリア難民が多く居住する地域でもあるため、リハビリ部門では難民の支援にも力を入れている。同配属先には、2016年11月現在、理学療法士のボランティアが活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヨルダンにおける知的障害児の通所施設には、軽度の知的障害児やダウン症児に加え数名の自閉症児が通っていることが多い。多くの場合、スタッフに自閉症の専門知識が無いため、同じクラスで授業を受けているか、クラスが分かれていても、他の知的障害児と同じ指導内容となっている。配属先でも、配属先長を始め、ほとんどの特別支援教育担当教師が、大卒で特別支教育について学んではいるが、自閉症については専門知識を持っていない。従い、クラスは分けているものの、他の子ども達と同じ指導内容で対応せざるを得ず、対応に苦慮している状況である。ボランティアには、自閉症の子ども達を指導しながら、教師達に対し自閉症の専門知識と教育手法を共有し、指導者を育成することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 自閉症クラスの担当教師と共に、自閉症児を指導する。
2. 担当教師に対し、自閉症児に関する専門知識と教育手法を共有する。
3. 担当教師と共に自閉症児の教育プログラムを作成し、実施を支援する。
4. 他の知的障害児クラスについても、必要に応じてサポートを行う。
5. 余裕があれば、他の障害者支援分野ボランティアと連携し、ワークショップ等を開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長(女性・ソーシャルワーカー・40代)
特別支援教育担当教諭8名(女性・ほとんどが大卒・20-40代)
通所児童約40名(男女・6歳-17歳/内自閉症児6名)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒者が多いため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者育成も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】