2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42417B08)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
18代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3
日本語弁論大会2017 アジア言語学科のお祭り JAAJでのアートフェア

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

ヨルダン大学外国語学部アジア言語学科

3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1962年に設立されたヨルダンで最も歴史ある国立大学で、18学部、大学院及び専門機関を有し、約4万人の学生が在籍する。外国語学部はアジア、ヨーロッパ、言語、仏語仏文、英語英文の5学科で構成されている。日本語コースは1993年に開設され、外国語学部の第三外国語必修選択科目として現在2名のボランティアが初級1-3の授業を提供している。長年日本語専攻設立を目指してきたが、日本政府・ヨルダン大学双方の諸条件が整わず実現していない。しかし、全学部対象の日本語科目が開講されるなど、ここ数年受講者数が増加しており、日本語や日本文化に興味をもつ学生に貴重な機会を提供している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

日本語コースが開講されて以来継続的にJICAボランティアが派遣されているが、まだ日本語教師として活躍できる現地人教師は限られており、日本語コース維持及び現地人教師育成のために継続した支援が必要とされている。日本語はアジア言語の中でも人気言語であり、全学部対象の日本語科目が開講されてからは、より日本文化への関心が高くやる気のある学生が集まるようになった。ボランティアには、ヨルダン大学以外でも、JICA帰国研修員同窓会(JAAJ)において、日本語コースの運営、現地人教師の育成などが求められている。現地人教師は、将来ヨルダン大学の日本語コースの常勤講師となることが期待される。そのためJAAJにおいては中・上級クラスも開講し、学習者数の増加とレベルアップも目指していく。ボランティアは大学とJAAJの授業に加え、日本文化紹介イベントや日本語弁論大会の開催も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. ヨルダン大学における日本語コースの運営を行う。一学期につき、初級1-3のコースを開講し、各コース40時間ほどの授業を実施するほか、試験、成績評価を行う。
2. JAAJにおける日本語コースの運営を行う。一学期につき、4-6のコースを開講し、各コース24時間の授業を実施するほか、会話クラブなど学習意欲向上のためのイベントを実施する。
3. 現地人日本語教師の育成・指導をする。
4. 日本語弁論大会の準備、運営、大会参加者への指導を行う。開催に当たっては日本国大使館とヨルダン大学との調整を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

使用教材:『にほんご45じかん』『にほんごつぎの45じかん』、カセットテープ:『楽しく聞こう』『みんなの日本語』、eラーニングサイト:日本語らくだ、絵カード:新日本語の基礎、げんき/プロジェクター使用

4)配属先同僚及び活動対象者

【ヨルダン大学】
・アジア言語学科長(女性/博士号取得者)
・外国語学部生(男女/各コース10-20人程度)、他学部生(男女/30-40人程度)
【JAAJ】
・現地人日本語教師(男性2名、女性3名/全員パートタイム)
・学習者(男女/10-20代が中心/各コース5-20人程度)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学生を指導するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師育成も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】