2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42417B11)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3
施設外観 クラスの様子 施設の周辺は一面の畑

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

社会開発省 タラル・マンタハ特別支援教育総合センター

3)任地( デイル・アッラー ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

海抜マイナス220mのヨルダン渓谷に位置し、バルカ県の中で最も貧しいエリアにある社会開発省傘下の障害児・者施設である。特別支援教育、理学療法、職業訓練の3部門に分かれており、6-16才の軽度知的障害児25名が通所している。25名の内8名が自閉症児、また一部は身体障害もある重複障害児である。25名とは別に、通常学校に通う身体障害児6名が理学療法を受けに通っている。バルカ県の中心都市であるサルト市から不定期に医者が来所し住民の診察に当たる他、社会開発省から週2回理学療法士が巡回している。過去に韓国の特別支援教育ボランティアを受け入れた実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先のあるタラル・マンタハは、貧しく保守的な農村である。多くの社会開発省傘下の障害児施設は、設備が整い、教室や廊下の壁には色とりどりの飾りつけが施されているが、配属先は、予算も人材も不十分であり、教育環境が整っているとは言い難い。特別支援教育クラスでは、これといった教材が無く子どもたちが所在無げに座っている様子も見受けられる。地域には子どもの養育に無関心な親もおり、配属先長が個人的にサポートしているケースもある。配属先長は、通所する子どもたちはもちろん地域住民にとって、どんな小さなアクティビティでも大きな出来事であり、そのインパクトが大きいと感じている。従って、ボランティアには子どもたちの情操を育むことであれば何でもやってほしいと期待している。配属先長はまだ若く、配属先に着任して2年。子どもたちのために状況を少しでも改善しようという意欲に溢れる人物のため、働きがいのある職場である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 特別支援教育担当の職員に、情操教育のアイデアや技術を共有する。
2. 職員と共に、施設に通う子どもたちに対し、歌や図画工作、スポーツなどのアクティビティを実施し、子供達の情操を育む支援をする。
3. できれば、通常学校との交流や家庭や地域を巻き込んだイベント等を実施し、障害者理解の促進をはかる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長(女性/大卒/40才前後)
特別支援教育担当教師8名(女性/大卒/30-40代)
言語聴覚士1名
理学療法士1名(週2回巡回)*隣接の保健省ヘルスセンターに2名常駐

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教師への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はアンマンを予定しており通勤時間は1時間半。(任地での居住の可能性もあり。)夏場の任地は酷暑である(3ヶ月の夏期休校あり)。働きがいのある職場ではあるが、厳しい生活環境に耐える体力と精神力が必要。