【配属機関概要】

3）任地（ サルト ） JICA事務所の所在地（ アンマン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先の教育局ではサルト地区の小中学校および付属幼稚園を対象に教員人事、クラス設置、児童の配置、各校の予算・設備などを管轄している。サルト地区には就学1年前の4・5歳児を対象とした付属幼稚園が32校(40クラス)ある。幼稚園には米国国際開発庁(USAID)よりコーナー保育の施設支援がなされているが、設備は幼稚園によって差が大きい。サルト教育局には幼児教育のJICAボランティアが2015年より派遣された。2018年2月現在、4名の幼児教育分野ボランティアが活動中である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ヨルダンではマダバ、アジュルン、マフラック、サルトの4地区の公立幼稚園へ幼児教育分野ボランティアの派遣を行ってきた。現在マダバと新規のジェラシュの2地区の教育局への派遣となる。また、ジェラシュ地区のNGOへの派遣も予定されている。本要請は、幼稚園で子供たちを対象に新しいアクティビティを引き続き提供するほか、イベントやワークショップの開催など保護者や地域の人々を巻き込んでさらに広い範囲で活動することで情操教育の普及、定着を図っていく事を目標とする。他の幼児教育ボランティア、教育局のカウンターパートと協力し、時には第3者の視点を持って、配属先の活動の活性化に貢献する人材が望まれている。なお、ヨルダンに派遣されている幼児教育分野ボランティアはグループ形態で各地区および全国レベルにおいて各種ワークショップや運動会を実施しており、教育省からも高く評価されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

教育局の幼児教育担当および各園の幼稚園教諭と協力し、以下の業務を行う。
1.幼稚園児(4-5歳児、常時25名)を対象に、歌、リズム遊び、おもちゃ製作、体操などを指導する。
2.園児に対し、手洗いや清掃活動など基礎的な生活習慣の指導を行う。
3.教諭に対し、子どもの主体性を大切にした活動(遊び)を紹介し、暗記中心の授業の改善を行う。
4.教諭に対し、身近な材料を使った教材の製作と使用方法を紹介する。
また、他の幼児教育分野ボランティアと協力して、各地で協働のワークショップなどを実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。ノートパソコンを持参した方が良い。

4）配属先同僚及び活動対象者

サルト教育局幼児教育担当スーパーバイザー(女性・大卒・40代)
幼児教育担当(女性・大卒・20代)
各校付属幼稚園教諭(女性・大卒・20-40代)
各校1クラスの定員は25名、教員1名。
児童年齢は就学前の4歳から5歳。

【資格条件等】

[参考情報]：

　・保育士は、幼児クラス経験有

【地域概況】

【特記事項】