2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42418B13)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
建物入り口 理学療法士室 建物内部

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

脳性麻痺センター 特別支援学校
NGO

3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

脳性麻痺特別支援学校は肢体不自由を主とした知的障害を伴わない障害児、もしくは軽度知的障害児に対して、教育及び治療を目的とし、1992年にNGO脳性麻痺センターにより設立された。現在、4歳から16歳の58名の児童が通学しており、2クラスの幼稚部と1から10学年のクラスで構成されている。施設は公立校の一階部分を使用しており、英語・数学といった一般クラス、特別支援クラス及び理学・作業療法や言語療法によるリハビリテーションを提供している。また、NGO母体となる脳性麻痺センターが同じアンマン市内にあり、医療、症状評価、各種療法を実施しており、ヨルダン最大の脳性麻痺センターとして機能している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヨルダンにおける情操教育は発展途上にあり、その重要性は理解されながらも、実践的な経験や知識をもつ教師が少なく、一般科目が優先されている。ボランティアには特別支援教師とともに、音楽やスポーツ(体操)を主とした授業、レクリエーションの提供を必要とされている。学校長は非常に熱意があり、音楽や体操などの情操教育によって、障害児の統合的な心と体の発達と表現力の向上をめざしており、その指導の下、教師は指導方法習得に対する意欲が高い。また、ボランティアと共に考え、働くことに対して積極的である。過去にアカバ支所に派遣されていたJICAボランティア(作業療法士)の活動が大変好評であったことから、JICAボランティア派遣に対する期待は大きい。ボランティアの経験による新しい視点や方法によって、固定化されたアクティビティに変化をもたらすことを期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 4歳から16歳の肢体不自由の児童及び軽度知的障害児に対して、音楽やスポーツ(体操)の授業・レクリエーションを提供する。
2. 同僚教師に対し、ボランティアの経験を基にした特別支援教育のアイデアを共有し、助言する。
3. できれば、他のボランティアと協力し、障害児者支援に関わるワークショップやセミナーを実施する。

※音楽やスポーツ以外にも図画工作等ができるとなお良い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

楽器(キーボード、ドラム、アコーディオン、フルート、ハーモニカなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長 (女性/40代)
学校長 (女性/40代)
特別支援教師 3名
一般科目教師 15名
理学療法士 2名 作業療法士 1名 言語療法士 1名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため

[学歴]:(大卒) 備考:配属先教師が大卒のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教師に助言をするため

[参考情報]:

 ・障害児施設での指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

音楽を使ったレクリエーションの経験があると良い