2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42418B17)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会開発省

2)配属機関名(日本語)

社会開発省 アルマナールセンター・ペトラ

3)任地( ぺトラ ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

社会開発省は特別支援教育とリハビリテーション機能を持つ、軽~中程度の知的障害児対象のセンターを全国各地に持っており、配属先はその一つである。ヨルダン南部の遺跡で名高いぺトラ市に2014年に設立された通所施設であり、5-16歳の男女の児童18名が読み書き、算数、図画工作等の指導を受けている。また、施設内にはコンピュータ室があり、コンピュータの操作を学んでいる児童もいる。身体障害者に対しても、理学療法士と特別支援教育担当教師が協力してCBR(地域社会に根差したリハビリテーション)を実施している。外国のボランティアを受け入れた経験は無し。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヨルダンにおける知的障害児の通所施設には、軽度の知的障害児やダウン症児に加え、数名の自閉症児が通っていることが多い。しかし、多くの場合スタッフに自閉症の専門知識が無いため、教師が対応に苦慮している、または自閉症と認識されないまま指導を受けているような状況である。本配属先でもボランティアを要請するにあたって、理学療法士やCBR活動も候補にあがったが、自閉症児への指導支援が最も優先度が高いということであった。ボランティアには、特別支援教育担当教師と共に自閉症児を指導しながら、教師達に対し自閉症の専門知識と教育手法を共有することが求められている。また、過去に障害者支援分野のボランティアが連携してワークショップ等を実施していたことに対し社会開発省からの評価は高く、同様の活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 特別支援教育担当教師に対し、自閉症児に関する専門知識と指導内容・方法を共有する。
2. 特別支援教育担当教師と共に自閉症児の具体的な指導計画を作成し、実施を支援する。
3. 他の知的障害児についても、必要に応じて支援する。
4. 障害者支援分野ボランティアと連携してワークショップを開催するなどして、社会開発省の他のセンターにも支援を広げていく。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長 (女性・30代・大学で特別支援教育を専攻)
特別支援教育担当教師4名(女性・20-30代・大卒)
ソーシャル・ワーカー1名(女性・大卒)
理学療法士1名(女性・20代・大卒・経験3年)

通所児童18名(5-16歳、男女/内自閉症児6名)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教師への指導が必要なため

[参考情報]:

 ・自閉症児への指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】