2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46317A01)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G151 PCインストラクター
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

カイロ県教育局サイードゼイナヴ教育事務所

3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、各地域の幼稚園から高校までを管轄している教育省の地方行政機関である。県の指揮・監督のもと、地域の学校の試験監督や教員の給与、児童・生徒の各学校への振分けなど、多岐に渡る業務にあたっている。また、教科専門員と呼ばれる職員が6-10名ずつおり、授業観察や教員に対する研修などを実施している。各地域には教育省の一定の基準を満たした教育省認定校があり、近隣の学校の教員指導などを行っている。
エジプトの教育システムは日本と同じ6・3・3制で、小・中学校の9年間が義務教育である。各学年修了時および学校卒業時の試験に合格することで、進級・卒業・進学の可否が決定される。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2016年2月のエジプト大統領訪日に伴い発表された「エジプト・日本教育パートナーシップ」を受け、同年度中にJICA技術協力「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」が開始される予定。エジプト教育省のカリキュラムに整合させ、特別活動等を取り入れた全人教育に重きを置き、エジプト国内の学校に日本式教育モデルの普及等を図るものである。
配属先地域のコンピュータ科目の課題は、教員へのIT研修や授業研修が乏しく、授業中に児童・生徒がコンピュータを十分に使用できないこと、発展的な内容を学習したい児童・生徒に対する対応が困難であること、LAN環境がなく教員の知見の蓄積が十分でないことなどが挙げられる。児童・生徒にとって魅力ある授業の実施と教員の指導力向上に向けた取組み、LAN環境構築による知見の蓄積を通じ、コンピュータカリキュラムの現場への浸透と定着、同プロジェクトとの相乗効果が期待され本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

先行して開始する技術協力プロジェクトの専門家や教育省関連JICAボランティアとも情報共有しながら、主として以下の活動を行う。
1. 配属先管轄の小中学校(併設校)において、現地コンピュータ教員と一緒に小学4-6学年、中学1-3学年に対するコンピュータ授業の実施 (VB基礎, Webデザイン、PowerPoint, HP作成、ペイント機能、PC周辺機器の説明など)
可能であれば、2. 配属先とともに学校の夏期休暇期間などで、教員に対する指導力向上やPCスキル研修の実施(Java Script, Photoshop等) 3. 学校にあるLAN環境の復旧によるファイルサーバ環境の整備、配属先関係者と協働し学校行事(展覧会など)を企画・実施、いくつかの小中学校への巡回指導を実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC約10台設置の視聴覚教室1室(Windows XP多数)、プロジェクター1台、プリンタ1台、インターネットインフラ未整備
スマートボード(アイコン機能がついた多機能電子ボード)有り

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先】
所長(男性50代)、教科専門員(男性50代)
【小中学校】
コンピュータ教員1-2名(教員により、担当学年が分かれる)
1クラス児童生徒数約45名(全学年平均) 1コマの授業時間90分

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:活動に必須であるため

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:教員への助言等が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2017年度第1次隊として、1名の小学校教育JVが派遣予定である。