要請番号(JL46317A05)
募集終了
4代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
ベント・ダルエルサラーム
NGO
3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2008年5月に設立されたNGO。家庭の事情で普通の学校に通うことが難しい、就学前から18歳までの青少年を対象に、読み書きや算数、図画工作などを教える寺子屋のような通所施設を運営している。利用者は75名程度であるが、家庭の事情から仕事をしなければならない子供達は、仕事のない合間に授業を受けている。NGOで教育を受けた子ども達は、学校で試験を受けることで、学校の卒業資格を得ることができる。教員は4名勤務しており、彼らの給料は教育省から支払われ、NGOの負担はない。NGOが政府から得ている補助金は年間10万円程度。その他の資金については非公開。これまで3名のJV派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エジプトの貧困層においては、家庭の事情で、子供が労働に参加しなければならない事例も多く、そのような社会では、大人たちに、普通の学校で子供達に教育を受けさせることへの理解が少なく、子供が学校へ行けない状況が生じている。配属先NGOは、貧困層エリアに2つの施設を持ち、地域住民に対し、子供達への教育の必要性を訴えながら、仕事の空き時間に勉強ができるような環境を整備し、読み書き、図工など、生活に必要な基礎知識を教える寺子屋のような活動をおこなっている。これまでのJVは、簡単な英語と美術を子供達に教える活動をおこない、配属先から高い評価を得ていた。配属先からは、引き続き同様の活動を行って欲しいとJVの要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
公立の学校ではないので、指導要領はなく、自由度は高い。
配属先と相談しながら、同僚の担当ができない、ボランティアの特技を活かした、子供達の役立つと思うことを実施する。
1.簡単な英語の授業をする。(日本の中学1-2年生レベル)
2.将来的に商品化できるような手工芸などのアクティビティを実施する。
3.図画工作を子供達に指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホワイトボードのある教室、色鉛筆、マジック、定規、お絵かき帳
4)配属先同僚及び活動対象者
20-30代 教員 大卒 男性1名 女性3名
通所の子供は5-18歳 男女 75名
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:外国人男性を子供が怖がるため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等レベル
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先は貧困地域となる。