2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46318A05)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

アスワン大学

3)任地( アスワン ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2012年6月にサウスバレー大学のアスワンキャンパスが独立して設立された総合大学である。現在、外国語学部を含む16の学部が設立されている。ボランティアが所属することになる外国語学部は2012年9月に新設。英語、スペイン語、フランス語の3つの学科でスタート。2013年9月から新たに日本語、中国語学科が設けられた。大学の全学生数は約15,000名、職員数は約1158名。日本語コース専攻の学生は1学年9~26名。日本語学科に対して国際交流基金より書籍等の教材が支援されている。現在2名のJV(青年海外協力隊)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は2013年9月に南エジプト唯一の大学日本語学科を設立した。これまでカイロ大学文学部日本語日本文学科教授ほか、3名の非常勤講師が毎週それぞれ1泊2日でカイロから出張していたが、現在の応援頻度は減り、配属先による円滑な学科運営はされておらず、実質2名のJVが運営している状況である。
同学科への入学希望者は多いが、今後当該学科の学生数は総勢70~80名で推移していく予定である。
アスワンが地方都市であることが起因し、現地日本語講師の確保が困難な状況である。同学科は将来の講師確保のため、2017年6月に初めて輩出した卒業生の内2名を当面のアシスタントとして採用した。
これまでJV4名体制で日本語学科の授業を実施していたが、新学期が開始する2017年9月以降のJV2名体制維持、2018年1月に採用した当該学科アシスタントの育成に向けて今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

日本語学科講師として、学生に対する日本語授業実施を主とした以下の活動を行う。
1.日本語学科の学生に対して日本語の授業、試験問題作成、採点を行う。(1コマ1.5時間×週8コマ程度)
※1、2年生『みんなの日本語』を使用、3、4年生は特に決まった教材はない。
2エジプト国内の他の日本語教育機関から教授法に関する教材やイベント情報を収集し、アスワン大学での課内および課外授業に反映させる。 3.アシスタントに対する日本語能力向上支援・教授法の指導を行う。
4.日本語学科長と相談しながら、教材選定支援を行う。 5.大学に日本語学科運営のアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、教材(『みんなの日本語』等)、PC、コピー機、CDラジカセ、液晶プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

学部長:女性、50代
日本語学科長:60代男性、上級レベル、経験年数30年以上、カイロ大学文学部日本語日本文学科教授、数か月に1度の頻度の非常勤講師
同僚(JV):女性、経験年数4年
対象学生:18歳以上 約70名
アシスタント:2名(20代男性1名、女性1名) 日本語能力試験N4、N3取得

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(資格同等の日本語教育の知識技能を有する事)
    (日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動となるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~50℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動中のJVとの連携が想定される。