2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46319B19)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

カイロ大学小児病院

3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同病院はエジプトの母子保健医療の改善を目的に、1982年に日本の無償資金協力によって設立された大学の付属病院である。設立以来、最先端の医療サービスに多くの国民がアクセスできるよう、適正価格で医療サービスの提供を継続しており、JICAもより良いサービス提供に向け、過去30年に渡り拡張工事、外来患者への医療サービス強化支援、病院内の教育機能強化支援を実施してきた。エジプト国内では、「日本病院」としても広く知られている病院である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エジプトの医療事情として、医師は欧米等で臨床経験を積むケースが多いため技術レベルは高い。一方で看護サービスに関しては、看護師の医療知識や衛生観念の不足が散見され、各病院において人材教育の更なる強化が求められている。看護師は2年の専門学校卒業以上から仕事に就けるため、多くの看護師は臨床経験のないまま業務を開始している。
同小児病院も状況は同じであり、より良い看護サービスの提供を目的としてボランティア派遣の要請がなされた。
隊員には看護師に対して衛生観念の向上、感染予防の知識習得、看護におけるコミュニケーション能力の質改善に資する活動が期待されている。これらを通して看護の質向上を図ることが目標である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

基礎的な看護技術や知識の指導を行う。

・同僚と協働して、指導プログラムの見直しや策定を行う。
・手洗いなど基本的な衛生指導や、感染予防に関する知識習得につながる活動
・看護サービス向上につながる支援
・基礎的な看護技術習得のための指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プロジェクター、ホワイトボード

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚
総務担当(女性)、 看護師長(女性)

・活動対象者
看護師約400名
(15-20組のシフトに分かれている)

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言や提案を求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

取り決めにより侵襲行為は行わない。
小児病院ではあるが、基礎的な衛生観念や看護技術・知識の伝達が主となるため、小児や母子等に対する経験は問わない。また、同病院は妊産婦の診療は行っていない。