2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46320A14)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・技術教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省事業管理部

3)任地( ダミエッタ ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省事業管理部(PMU=Project Management Unit)は教育省職員とJICA専門家で構成され、JICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」(2017年~)を実施し、特別活動を含む日本的な教育実践の普及を図っている。プロジェクトでは2018年9月にエジプト日本学校(EJS=Egyptian Japanese School)を開校させた(全40校/2019年9月)。2019年現在、幼稚園生と小学1、2年生が在籍しており、毎年1学年ずつ増える。
プロジェクトではカリキュラムやガイドライン等を策定し、協力隊は特活の現場レベルでの普及促進を担っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

EJSでは、学力だけではない、豊かな心身の育成を目的として学級会や当番活動、清掃などの日本的な教育が導入され、これらは「TOKKATSU(特活)」として国内でも認知度が広がっている。PMUでは研修などを通して教員の指導力向上を図っているが、教育現場での実践には未だ改善の余地がある。
2018年11月からは協力隊による巡回活動も開始され、公開授業や教育手法の紹介を通して子どもが中心となる教育のあり方を伝え、現地教員らから高評価を得た。今後もより良い運営のために、協力隊から学びたいとの要望が寄せられ今回の要請に至った。エジプト教育省は、将来的にはEJS以外の一般校にも日本式教育を普及することを目指している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

PMUが策定するガイドラインに基づき、EJSや関連する公立校で主に以下の活動に取組む。

1.学級活動や当番活動、清掃活動などの特別活動に対する助言や提案
2.同僚たちに児童が主体となる授業の事例や効果的な教材や教具を使った授業方法などを共有する
3.日本文化紹介イベント等の企画・実施
4.学校の要望に応じて公開授業、研修、学校行事等の企画・運営の側面支援
5.EJSで活動する他隊員との協働

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

1クラス35-40名分の個別机、体育教材、音楽教材、図工教材、スマートボードなど
過去隊員が作成した教材や資料も活用できます。

4)配属先同僚及び活動対象者

【教育・技術教育省/PMU】
・アドバイザー(50代、女性)、職員約15名

【EJSおよび関連する公立校】
・校長・教頭各1名/校(30-45代)
・担任・副担任各1名/クラス(25-35代)

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:助言や指導を求められるため

[参考情報]:

 ・特別活動の実践経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後に事業概要オリエンテーションを行います。
プロジェクト概要→ https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html