2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46916B07)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

メクネス県支局

3)任地( メクネス県メクネス市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 2.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同支局は、メクネス県内4か所の県病院と36か所の保健センター(3か所の分娩施設付保健センターを含む)および簡易診療所を管轄し、県全体の保健医療を担う保健行政機関である。保健センターは一次医療機関として、一般診療の他に妊婦健診、家族計画、乳幼児の予防接種等を業務として行い、分娩施設付保健センターでは、助産師が分娩介助を行っている。支局内でボランティアの配属部となるSIAAP(地域保健部)は、母子保健、学校保健、地域保健、公衆衛生、巡回診療等、病院業務以外を担当している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコにおいて、妊産婦及び乳幼児死亡率は依然として高く、保健省では周産期ケア改善を重点課題の1つとしている。これに対し日本は、無償資金協力による産科関連医療施設建設や、技術協力プロジェクト、国内研修、本邦研修等による保健人材育成に重点をおいた協力を展開してきた他、2009年からの母親学級の全国普及に向けた取り組みに専門家やボランティアによる支援を行ってきている。母親学級とは、妊産婦の知識向上を図ることによる妊婦及び乳幼児死亡率の低下を目的とした講座であり、2005年にモロッコで最初に導入されたのはメクネス・タフィラレット州(当時)であったが、前任JVのメクネス赴任時にはほとんど実施されていないという実情があった。前任JVは、実施阻害要因の分析から始め、母親学級の再稼働、普及に取り組んでおり、さらに定着に向けて取り組む後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同県支局のSIAAPに所属し、関係者と協力しながら以下に挙げるような活動を行うことが考えられる。
医療侵襲行為は行わない。
1. 県支局管轄の保健センターや県病院等における母親学級の普及と定着に向けた取り組み
2. 近隣の保健人材育成校の助産学生を対象とした母親学級の普及
3. 5S-KAIZEN-TQMの概念を活用した母子保健サービス改善への支援
4. 管轄する保健センターを巡回し、妊婦の医療機関初診率を上げる啓発活動

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

啓発教材

4)配属先同僚及び活動対象者

SIAAP長(医師)(40歳代男性)
SIAAPスタッフ(母子保健、学校保健、予防接種、公衆衛生、事務の各担当者)
母子保健担当看護師(50歳代女性)
質・教育担当医師(50歳代女性)
管轄医療施設の医師、助産師、看護師

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導も行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】